Photo: tinyBuild/Matt Dabrowski

オープンワールド型のゲームに進化した『ストリーツ・オブ・ローグ』の続編が2023年にアーリーアクセス版として登場することが明らかとなっている。

続編となる『ストリーツ・オブ・ローグ2』は、『グランド・セフト・オート』や『スターデューバレー』の影響を受けた作品となっており、広大なマップを自由に冒険できるオープンワールド形式が採用されている。さらに、車両の改造や動物、建築、クラフト、農業、悪党集団の結成、(プレイヤーの行動次第で変化する)評判システムといった新要素が追加されている。

『ストリーツ・オブ・ローグ2』は米タイニービルド社が販売元となっている。キャラクターの成長システムが一新されており、さまざまな探索を楽しみながら1日を過ごすことになる。開発者のマット・ダブロウスキーはスチームの総合掲示板に次のように投稿している。「『ストリーツ・オブ・ローグ2』で皆さんの非日常的な願望が現実のものになります。このゲームでは何でも起こり得ます!」

2023年から始まるアーリーアクセスの期間は最短で1年間、最長で2年6か月間の予定となっている。『ストリーツ・オブ・ローグ2』はPC版がリリースされた後、Nintendo SwitchプレイステーションXboxにも対応する見通しとなっており、現在スチームではウィッシュリストに登録可能となっている。

マット・ダブロウスキーは最新作には前作『ストリーツ・オブ・ローグ』に登場したキャラクターを「可能な限り多く」登場させる予定としている。また、オンラインでのマルチプレイに加えて、ローカル通信で最大4人まで分割画面で同時にプレイできる。

最新作と前作の違いについて、マット・ダブロウスキーは次のように説明している。「まず、『ストリーツ・オブ・ローグ2』はローグライトというよりも、自動生成技術を導入したオープンワールド型のゲームになります。ゲームの構造が、全く異なるのです」

「ステージを1つ1つクリアしていき、途中で倒されたらまたゼロからスタートするという形式は採用していません。むしろ、オープンワールドの世界でキャラクターたちが様々な方法でより強くなっていくゲームになっています」とマット・ダブロウスキーは続けている。「より多くのアクティビティが楽しめるようになりました。ほかにも、車両や動物、傾いた壁など、さまざまな要素を追加しています。『ストリーツ・オブ・ローグ 2』を前作の“代わり”としてではなく、前作と異なる作品としてリリースすることで、2つの作品を同時に楽しめます。一方の作品にはない要素を、もう一方の作品で楽しんで両方ともプレイしてもらえたら嬉しいです」

なお、前作『ストリーツ・オブ・ローグ』については「不具合、ゲームバランス、ゲームプレイの改善に関するアップデートを続ける」としている。

昨年、タイニービルド社はマット・ダブロウスキーの個人スタジオ「ドッグヘルム」を買収している。買収金額はおよそ650万ドル(約9億4000万円)になると見られており、買収は特定の条件付きで「3年後に」完了する予定だという。

その他のニュースとして、『PUBG』の最新アップデートではゲームプレイが快適になるよう様々な要素が改善される一方で、車両からの射撃が難しくなることが明らかになっている。

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