Photo: FromSoftware

『エルデン・リング』は拡張版DLC『シャドウ・オブ・ジ・エルドツリー』の発売を控える中で続編が製作される可能性が示唆されている。

2023年2月に発表された拡張版DLC『シャドウ・オブ・ジ・エルドツリー』は6月21日にリリースされることが先日発表されている。

バンダイナムコは『シャドウ・オブ・ジ・エルドツリー』について「フロム・ソフトウェアのこれまでで最大の拡張コンテンツで、プレイヤーは高く評価されたファンタジーアクションRPGに登場する世界の隠された謎を解き明かさなければならない」と評している。

「ミケラの案内で神たるマリカが初めて降り立った、黄金樹によって隠されていた場所である影の地にプレイヤーは招かれる。この見知らぬ場所でプレイヤーは世界の暗い秘密を発見し、下心を持ってミケラの足跡を辿る者たちと出会う」

今回、『キャンプファイアー・キャンプ』のインタヴューでフロム・ソフトウェアの宮崎英高は『シャドウ・オブ・ジ・エルドツリー』が「最初にして最後の」DLCになると明らかにしている。「『エルデン・リング』でさらにコンテンツを増やしていくプランはありません」

「『エルデン・リング』は広い世界での探索と冒険を重視しています。そのような体験を提供するために広大で巨大な舞台がどうしても必要になります。そのため、いくつかに分割するのではなく、単純に1つの大きな拡張コンテンツを作った方が良かったのです。もし別々に販売していたら、探索の自由度や冒険の感覚は減ってしまうでしょう」と宮崎英高は続けている。

しかし、宮崎英高は『エルデン・リング2』の可能性を示唆しているという。続編の可能性について訊かれた宮崎英高はフロム・ソフトウェアが意図的にゲームの終わりで続編の可能性に残していることを説明し、続編の可能性を否定しなかったとされている。

先日も宮崎英高は『エルデン・リング』の新たな作品が検討されていることを示唆していた。「『エルデン・リング』のサーガがこれで終わりだとは今は言いたくありません。『ダーク・ソウルIII』の終わりの時も同じようなことを言っていましたが、当時はその可能性をなくしてしまったり、保留したくなかったのです。『エルデン・リング』にも同じことが言えます。その可能性をくじきたくはないですし、今後もっとアイディアが生まれるかもしれません」

拡張版DLC『シャドウ・オブ・ジ・エルドツリー』には多くの期待が寄せられており、『ファイナルファンタジーXIV』の拡張版『黄金の遺産』は同日発売を避ける形となっている。

ユービーアイソフトによる無料のファーストパーソン・アリーナシューター『エックスディファイアント』はプレシーズンが5月21日に配信されることが決定している。

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