Photo: Idol Minds

LGBTQ+コミュニティ向けのゲーム情報サイト『ゲイミング・マガジン』が現地時間4月25日に開催した「ゲイミング・アウォーズ2022」でデック・ナイン・ゲームスが手がける『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』が「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」大賞を含む最多3部門を受賞したことが発表されている。

「ゲイミング・アウォーズ」は2021年に初開催された「世界初、かつ唯一無二」のゲームの祭典となっており、世界中で盛り上がりを見せるゲーム・カルチャーの中でも特にLGBTQ+の多様性の認知と地位向上に貢献したゲーム作品や活動を評価する賞となっている。

2回目の開催となった「ゲイミング・アウォーズ」では、『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』が主要部門の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」に輝いたほか、セクシャル・マイノリティ当事者の視点が取り入れられた等身大の描写を評価する「オーセンティック・レプリゼンテーション」賞を受賞している。また、今年度の「ベストLGBTQキャラクター」賞には同タイトルの主人公「アレックス・チェン」が選ばれている。

その他にも、複数部門にノミネートされていたパズルゲーム『アンパッキング』が「ベスト・LGBTQ・インディ・ゲーム部門」、元子役で『マインクラフト』等のストリーマーとして知られるエイムジーが「LGBTQストリーマー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。エイムジーは今年3月に自身のツイッター・アカウントを通じて、レズビアンであることをカミングアウトしていた。

『ゲイミング・マガジン』の創設者兼CEOであるロビン・グレイは「ゲイミング・アウォーズ2022」の授賞式で次のようにコメントしている。「セクシャル・マイノリティーの声を代弁する場として、ゲーム業界ならびにゲーム作品がこれほど重要な役割を果たした時代は過去にありません。私たちのコミュニティが攻撃・分断され、沈黙を強いられる今、次世代の若者たちを守るためにも彼らの存在をゲーム作品に反映させる義務があります。今日この場で皆さんと団結して互いを高め合い、“クィア”の素晴らしさを称えることができて光栄に思います」

「LGBTQIA2+コミュニティは、同じ屋根の下に集う大きなひとつのファミリーです。共に私たちを分断しようとする勢力に立ち向かわなければなりません」

さらにトランスジェンダーの立場についても言及しており、「『T』なくしてLGBコミュニティは成立しないのだと、ここに断言します」と宣言している。

「ゲイミング・アウォーズ2022」の受賞作品および人物は次の通りとなっている。

【大賞:ゲーム・オブ・ザ・イヤー】
・『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』(デック・ナイン、スクウェア・エニックス)

【ゲイミング・マガジン読者賞】
・『バイオハザード ヴィレッジ』(カプコン

【ゲイミング・アイコン賞】
・ターニャ・デパス(作家兼ストリーマー)

【インダストリー・ダイヴァーシティ賞】
・「#RaiseTheGame」オンライン誓約(Ukie)

【オーセンティック・レプリゼンテーション賞】
・『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』(デック・ナイン、スクウェア・エニックス)

【ベスト・ LGBTQ・キャラクター賞】
・アレックス・チェン(『ライフ イズ ストレンジ:トゥルー・カラーズ』)

【ベスト・LGBTQ・インディ・ゲーム部門】
・『アンパッキング』(ウィッチ・ビーム、ハンブル・バンドル)

【LGBTQストリーマー・オブ・ザ・イヤー】
・エイムジー(ストリーマー)

【EスポーツにおけるLGBTQ最優秀貢献賞】
・「キャプテン・フルーク」ことエミ・ドナルドソン(ゲーム実況キャスター)

【LGBTQ・テーブルトップ・ゲーム賞】
・卓上ゲーム『クィア・ウィー・ゴー・アゲイン』(ジャック・ディクソン)

【LGBTQコミック・ベスト・モーメント賞】
・漫画『プライド・オムニバス』(ダーク・ホース)

その他のニュースとして、ロックスター・ゲームスは現地時間4月26日に配信された最新アップデート「パッチ1.56」で、次世代機版『グランド・セフト・オートV』で生じていた複数の不具合を修正している。

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