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電気自動車メーカー「テスラ」社製の一部車両に搭載されている「パッセンジャー・プレイ」機能について安全性を疑問視する声があがっていたが、今後配信されるソフトウェアのアップデートにより走行中の車両では利用できなくなることが明らかとなっている。

『ガーディアン』紙によれば、アメリカ合衆国運輸省(NHTSA)はテスラ社の車両所有者から「走行中にもかかわらずゲームがプレイできてしまう」という報告を受けて調査を実施すると発表していたが、翌日の現地時間12月23日、車の走行中にゲームをプレイできないようにするアップデートが配信されることが明らかとなっている。

アメリカ合衆国運輸省はテスラ社がアップデートを配信して、車両の走行中にこの機能を使用できなくなるようにすることに同意したと発表しており、ソフトウェアのアップデートは「パッセンジャー・プレイ」機能を搭載する4車種すべてに適用されるという。

アメリカ合衆国運輸省は「車両の走行中には『パッセンジャー・プレイ』機能がロックされて使用できなくなります」とコメントしている。

アメリカ在住のヴィンス・パットンはテスラ社製の車両を所有しており、「パッセンジャー・プレイ」が走行中にもプレイできることをYouTubeで知り、実際にその機能を試してみたという。彼は次のようにコメントして、苦情を申し立てていた。「いろいろな種類のゲームをプレイできると知った時はとても驚きました。死亡事故に繋がりかねない。どうかしています」

「パッセンジャー・プレイ」機能は2020年12月からテスラ社製の一部の車両に搭載されているが、2021年の夏に行われたアップデートにより運転中でもプレイすることができるようになっている。テスラ社はアメリカ合衆国運輸省の調査やヴィンス・パットンをはじめとする利用者からの批判の声をうけて、今夏のアップデートの内容を白紙に戻す形となる。

最近ではセガが「テスラ」と提携したことを発表しており、今後テスラ社製の車両に搭載されているディスプレイで『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』がプレイできるようになると公表されていた。同作は車両が停止しているときに限りプレイできるようになる。なお、現時点でテスラの車内でプレイできるゲームとしては、2Dアクション・シューティング・ゲーム『カップヘッド』や農場経営ゲーム『スターデュー バレー』などが挙げられる。

その他のニュースとして、『ポケットモンスター』シリーズのスピードランナーとして知られるツイッチ・ストリーマーの「360Chrism」は、彼のツイッチのフォロワーたちにゲームを1分間ずつ代わり代わりにプレイしてもらいながら、『ポケットモンスター クリスタル』を約35時間33分というタイムでクリアしたことが明らかとなっている。

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