Photo: Square Enix

『ファイナル・ファンタジー』シリーズの生みの親として知られる坂口博信が先月『ファイナル・ファンタジーXIV』をプレイし始めたことをツイッターで報告しており、彼がプレイヤーとして同作を心から楽しんでいる様子もたびたび投稿されている。

坂口博信は自身のツイッター・アカウントで『ファイナル・ファンタジーXIV』のデザインや映像についての見解も明らかにしており、同作に数多く受け継がれている『ファイナル・ファンタジー』シリーズの要素についても触れている。

坂口博信は1987年にファミコン向けに発売された初代『ファイナル・ファンタジー』のディレクターを務め、その後2003年にスクウェア・エニックスを退社した後は同シリーズ作品の開発には殆ど携わって来なかった。坂口博信は『ファイナル・ファンタジーXIV』のプレイを始めたことを9月28日のツイートで明らかにしており、その後もファンやフォロワーに向けてゲームの進行状況を共有している。彼がゲーム内で作成した「ララフェル」のキャラクターは次のツイート内の画像で確認することができる。

また、10月11日のツイートでは「クリスタルタワー」のレイドで『ファイナル・ファンタジーIII』を彷彿とさせる場面があったと述べており、次のように綴っている。「なつかしさ満載のクリスタルタワー。なかでもこいつ(アモン?)が何故か一番ささった。天野さん(イラストレーターの天野喜孝)のイラストを強烈に覚えているせいかな。『おまえまで、ここに!?』っていう感じw」

10月26日のツイートでは『ファイナル・ファンタジーXIV』の世界観を描き出す映像のディテールを称賛して「よいですね〜背景デザイン」とコメントしている。

坂口博信は10月15日にツイッターのユーザーから「完全にどハマりしていますね」というコメントを受けて、「ゲームとは寝ずにやるもの・・・とは思いつつ、おやすみなさい〜 『ファイナル・ファンタジーXIV』を愛する者より」と返信している。彼は配信済みの最新拡張パッケージ『漆黒のヴィランズ』を既にプレイしており、11月23日にリリースされる『暁月のフィナーレ』もプレイするものとみられている。

『ファイナル・ファンタジー』シリーズの作品で坂口博信がクレジットされたのは2006年に発売された『ファイナル・ファンタジーXII』が最後となっており、「スペシャル・サンクス」として名前が記載されていた。同タイトルは坂口博信がゲーム開発会社「ミストウォーカー」を設立するためにスクウェア・エニックスを退社してから3年後に発売されていた。ミストウォーカーが手がけた新作PRG『ファンタジアン』はアップルの定額制ゲーム・サービス「アップル・アーケード」向けに2021年4月2日にリリースされており、登場するキャラクターや背景をジオラマで撮影した映像美を特徴とするほか、『ファイナル・ファンタジー』シリーズの初期の作品を彷彿とさせる内容になっている。

その他のニュースとして、NINTENDO64のゲームをNintendo Switchでプレイできる「Nintendo Switch Online+追加パック」が10月26日に配信されている。また、ヴァルヴ社はスチームの今年度のオータムセールとウィンターセールの日程を公開している。

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