Photo: Asobo Studios

8月25日午前2時に配信された「ゲームズコム2021Xbox ストリーム」では『マイクロソフト・フライト・シミュレータ』の最新情報が公開され、年内にマルチプレイ・モードが導入されることが明らかとなっている。

マルチプレイ・モードは今秋リリースが予定されている無料拡張コンテンツ「リノ・エアレース」を通じて提供されることになる。これは同タイトルの発売以来、最大規模のアップデートとなっており、プレイヤーは友人や他のパイロットと対戦型レースで競い合うことができるほか、アメリカで毎年9月に開催されている「リノ・エアレース」で実際に使用された飛行機もゲーム内に登場するという。

『Xboxワイアー』の記事では「実際の『リノ・エアレース』で使用されている多くの飛行機は地上50フィートから250フィートの高度で最高時速500マイルで飛ぶことができます」と紹介されている。

さらに、9月7日には「ワールド・アップデート Ⅵ」が配信されることも発表されており、このアップデートではオーストリア、ドイツ、スイスが大幅に更新され、100以上の新たなエリアが用意されている。このアップデートには新たな「ディスカバリー・フライト」や「ランディング・チャレンジ」(または「着陸チャレンジ」)、各エリアのツアーも含まれている。

ドイツのフランクフルト、スイスのバーゼル、オーストリアのグラーツやウィーンなどは3D都市となって登場し、リューベック、シュトゥットガルト、クラーゲンフルト、ザンクト・ガレン=アルテンハインなどの空港もこれらの地域に加わることとなっている。

「ローカル・レジェンド」は「ワールド・アップデート」と並行して公開される新しいアップデートで、それぞれの地域にゆかりのある有名な航空機が登場することになっている。「ワールド・アップデート Ⅵ」では1930年代に活躍したドイツのユンカース社が開発した「Ju-52」が登場するという。

『マイクロソフト・フライト・シミュレータ』の責任者であるイェルク・ニーマンは、「現在、映画『トップガン マーヴェリック』とコラボレーションした無料ダウンロード・コンテンツは準備段階となっており、映画自体がまだ公開されていないので、詳細を語ることはできません。『マイクロソフト・フライト・シミュレータ』のプレイヤー数が急増しており、これほど多くの人が本シリーズをプレイしている状況はこれまでで初めてです」と述べている。

『マイクロソフト・フライト・シミュレータ』はXboxシリーズX/SとPC向けに発売中となっている。

その他のニュースとして、8月25日午前1時より配信されている「ディスティニー2 ショーケース」によると、『ディスティニー2』の次期拡張コンテンツ『漆黒の女王』が2022年2月23日にリリースされることが発表されている。

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