Photo: Supergiant Games

スーパージャイアント・ゲームズでクリエイティヴ・ディレクターを務めるグレッグ・カサヴィンは、自身が制作に関わった『ハデス』がXboxゲーム・パス経由でXbox OneとXboxシリーズX/Sに登場することは「故郷に帰るようなもの」と『NME』に語っている。

『ハデス』は2018年12月に早期アクセス版の配信が開始され、2020年9月にNintendo SwitchとPC向けに正式版がリリースされている。世界中で評価を得た本作にとって、この1年はまさに「地獄(Hades)のように多忙な年だった」という。『ハデス』はインディ・ゲーム会社スーパージャイアント・ゲームズが開発したローグライク・アクションRPGとなっており、正式版は発売から数日以内に30万本以上を売り上げ、早期アクセス版と合わせると100万本以上の売り上げを記録している。

Xboxやプレイステーションのユーザーたちは『ハデス』のリリースを待ち続けてきたが、開発元はこのゲームが8月13日にNintendo Switch以外の家庭用ゲーム向けにも発売されることを2021年のE3で発表している。なお、日本でのリリースは9月30日となっている。

グレッグ・カサヴィンは『ハデス』をXboxゲーム・パスでリリースすることを決定した理由について「Xboxゲーム・パスが素晴らしいサービスであることはよく知られています。マイクロソフトとの話し合いの中でリリースが理にかなっていると判断し、ユーザーに大きな価値を提供するXboxへのリリースを決定しました」とインタヴューで答えている。

また、グレッグ・カサヴィンは次のように述べている。「私たちの最初のゲームである『バスティオン』は今から10年以上前にXboxシリーズ向けに発売されましたが、それ以降は様々な事情もあって、私たちが手がけたその他のゲームがXboxのプラットフォームに登場することはありませんでした。小規模のチームで開発したゲームはすべてのプラットフォームに提供できないこともあり、私は今回の『ハデス』のXboxでのリリースをとても楽しみにしています」

2011年7月にXbox 360向けにリリースされた『バスティオン』は同プラットフォームで成功を収めた作品の1つとされている。2004年にサービス開始となったマイクロソフトのオンライン・ストア「Xboxライヴ・アーケード」はインディ・ゲームに力を入れており、シューティング・ゲーム『ジオメトリー・ウォーズ:レトロ・イヴォルヴド』、アクション・パズル・ゲーム『ブレイド』、アクション・アドベンチャー・ゲーム『キャッスル・クラッシャーズ』などの「Xboxライヴ・アーケード」で注目を集めたゲームに続き、『バスティオン』は発売された2011年に「Xboxライヴ・アーケード」で20万本以上の売り上げを記録している。スタジオの設立から間もないスーパージャイアント・ゲームズが最初の作品である『バスティオン』で成功を収めたことは、同スタジオでクリエイティヴ・ディレクターを務めてきたグレッグ・カサヴィンやスタッフたちにとって強く印象に残っているという。

「そのような経緯もあるので、Xboxゲーム・パスで『ハデス』をリリースできるのが嬉しいです。たくさんの注目が集まっているゲームが故郷であるXboxに帰るようなものです」と、グレッグ・カサヴィンは『NME』に語っている。

『ハデス』はXbox One、XboxシリーズX/S、プレイステーション4、プレイステーション5で9月30日(海外では8月13日)に発売される予定となっている。Xboxゲーム・パスの加入者は同作をリリース日からプレイすることができるようになっている。

『ハデス』のXboxシリーズX/S版とプレイステーション5版は解像度が4K、フレームレートが60FPSで動作し、Xbox Oneとプレイステーション4版は解像度が1080p、フレームレートが60FPSで動作する。

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