Photo: Forever Entertainment

セガによるガン・シューティング・ゲーム『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』のリメイク版がNintendo Switch向けに2021年にリリースされる予定となっている。

『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』のリメイク版は4月15日の任天堂のインディ・ゲームを紹介する番組「インディ・ワールド 4.14.2021」で正式に発表されている。英語版の番組映像の最後にNintendo Switch向けタイトルをまとめて紹介するコーナーがあり、リメイク版は数秒しか紹介されていなかったものの、一部の視聴者たちから大きな反響が寄せられている。

『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド:リメイク』はポーランドのゲーム会社であるフォーエヴァー・エンターテインメントが開発を手掛けている。同社はかつてセガ・サターン向けのレール・シューター・ゲーム『パンツァー・ドラグーン』のリメイクも担当していた。

任天堂の紹介番組が配信された後、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド:リメイク』の公式ツイッター・アカウントは公式のトレイラー動画を発表している。

1996年にアーケード向けに登場した『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』はハンドガンでゾンビなどを倒していくシューティング・ゲームで、『バイオハザード』と並び、ゾンビをテーマとするゲームが広まるきっかけとなった作品となっている。

1998年にはセガ・サターン向けに発売され、家庭用ゲーム機としてもプレイできるようになったが、この移植版はセガ・サターン本体の制約によりアーケード版に比べて品質が低くなってしまっていた。その後、同じ移植版がPC向けにも発売されている。

公開されたリメイク版のトレイラー動画では現代的なHDグラフィックスを採用していることが確認できる。フォーエヴァー・エンターテインメントはゲーム内の描写を一新し、ゲーム・プレイについては現代のゲームの水準に合わせて変更を加えていると述べている。

その他、ゲームのリメイクに関するニュースとして、先日ノーティードッグ社が『ラスト・オブ・アス』のプレイステーション5向けリメイク版を開発中であると報じられている。

『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』については、プレイステーションでの1年間の独占販売期間が終了したが、他のプラットフォームから発売されるという報道はない。また、プレイステーション5版『ファイナル・ファンタジー リメイク インターグレード』にユフィ・キサラギに焦点を当てた新規エピソードが追加されることが明らかになっている。

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