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任天堂は30年近くマリオの声を担当してきたチャールズ・マーティネーが役から降板することを発表している。

現地時間8月21日、任天堂はチャールズ・マーティネーが「マリオの楽しさを伝えるために世界の旅を続ける」「マリオ大使」になることを発表している。

「長年にわたってマリオに命を吹き込むためにチャールズと仕事をできたのは光栄でした。彼を称え、感謝したいと思います」と任天堂は声明で述べている。「今後投稿される宮本茂とチャールズ本人からの特別なビデオ・メッセージに引き続き御注目ください」

チャールズ・マーティネーは声明を受けて「私の新しい冒険が始まります。みなさんは全員、私の心の中ではナンバー1です」

チャールズ・マーティネーが初めて声を担当したのは1994年発売の『マリオ・ティーチズ・タイピング』だが、広く導入されたのは1996年発売の『スーパーマリオ64』となっている。

マリオと共にチャールズ・マーティネーは『マリオ・カート』、『ルイージマンション』、『マリオパーティ』シリーズでルイージ、ワリオ、ワルイージといった様々なキャラクターの声を担当している。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 ではクリス・プラットがマリオの声を担当したが、チャールズ・マーティネーはマリオとルイージの父であるジュゼッペ役の声を担当している。

多くのファンがチャールズ・マーティネーの降板について思いをツイートしており、あるファンは次のように述べている。「これは本当にある時代の終わりだ……嘘ではなくて、深いところを打たれたよ。彼の今後の活躍を祈るとともに、私たちの心の中では常に彼がマリオだ。敬意を表するよ」

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