Photo: Blizzard Entertainment

10月4日にリリースされた『オーバーウォッチ2』は発売当初からトラブルに見舞われていたが、それでもプレイヤーたちが離れることはなく、発売から10日で全世界の合計プレイヤー数が2500万人を突破している。

ブリザード・エンターテインメントのプレスリリースでは、『オーバーウォッチ2』の1日平均の最高同時接続プレイヤー数が初代『オーバーウォッチ』の「ほぼ3倍」に達したと発表している。同社のCEOであるマイク・イバラは『オーバーウォッチ2』のリリースはブリザード・エンターテインメントにとって「重要な瞬間」と称えて、次のようにコメントしている。

「私たちは、ブリザード・コミュニティに戻ってきてくださった皆様に感謝しつつ、世界中の新たなプレイヤーの皆様を『オーバーウォッチ』の活気ある世界にお迎えすることができ、とても嬉しく思っています。リリースはほんの始まりに過ぎません。『オーバーウォッチ』の世界は可能性に満ちていて、開発チームがこのゲームで構築しているすべてをプレイヤーの皆様に体験していただくのが待ち遠しいです」

『オーバーウォッチ2』は数多くのプレイヤーを獲得しているが、リリース初日から様々な問題に見舞われている。本作は何度もDDoS攻撃を受けており、不具合の修正の際には一時的にヒーローが使えなくなっていた。また、課金アイテムの販売価格や電話番号の登録を必須とするSMS認証にも不満の声が寄せられており、10月4日のリリース以来わずか10日間で実に様々な問題が起こっている。

ブリザード・エンターテインメントはリリース時に不具合が多発したことをファンに謝罪し、XP2倍の期間を設けて、武器チャームとリーパー用の新スキンを無料で配布すると発表しており、10月26日からシーズン1終了時までにログインすると、リーパー用の新スキン「呪われた船長」と武器チャーム「ライフ・パック」を入手できる。

同社は本作に「複数の問題があった」と認めて事態を謝罪するとともに、今後は問題が発生すれば継続的に原因を調査して迅速に改善を行うとしている。

その他のニュースとして、米アリーナネットはMMORPG『ギルドウォーズ2』で実在する人物をモデルとしたNPC(ノンプレイヤーキャラクター)が登場する新たなストーリーイベントを開催すると発表している。

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