アーケイン・スタジオの開発者たちは『レッドフォール』のマップについて、ゲーム内の農場1つだけでも、同スタジオが以前手がけたファーストパーソンSFアクション『Prey(プレイ)』のマップ全体よりも遥かに広いと語っている。
アート・ディレクターのカレン・シーガースは、オンライン・ゲームイベント「クエイクコン2022」で公開された動画の中で、『レッドフォール』のマップの広さが「冗談みたいに広い」とコメントしている。「『Prey』の舞台となる宇宙ステーションのタロスはフットボール場5つ分くらいの広さだったと思うので、『レッドフォール』でも同じくらい大きなステージを作るために、開発チーム総出でがんばりました」
アーケイン・スタジオのスタジオ・ディレクターであるハーヴェイ・スミスは、開発者の一人が「タロスを(『レッドフォール』の第2地区エリアにある)農場の真ん中に置いてサイズを比較しました。当然ですが、(農場は)タロス全体を飲み込むほど巨大でした」と述べている。
ハーヴェイ・スミスは他にもこの動画で次のように語っている。「『レッドフォール』は、アーケインが得意とする一人称視点のゲームとRPGをミックスしつつ、少し新しいことにも挑戦してみた作品です。複雑な物語や直感的な操作性、そして私たち独自のスタイルをすべて織り交ぜて、それをオープンワールドで展開できるか(ということに挑戦しました)」
また、この動画では、『レッドフォール』に登場する吸血鬼も紹介されている。『レッドフォール』のストーリーでは、バイオテクノロジー企業であるエヴァム・ラボが、延命治療を研究するためにレッドフォールに来て以来吸血鬼が出現している。つまり、エヴァム・ラボが吸血鬼を創り出している。
ハーヴェイ・スミスは次のように説明している。「本作には(エヴァム・ラボの)実験体の中でも特に凶悪になるように作られた吸血鬼の神々が登場します。ゲーム内では各章の区切りとなる役割を担っています」
さらにクリエイティヴ・ディレクターのリカルド・ベアは「吸血鬼の神々は最強の力を持っています」と続けている。「プレイヤーを島に閉じ込めたのはこの吸血鬼たちです。海水を干上がらせ、太陽を隠したのも彼らです。とてつもない力を持ってるんです」
その他のニュースとして、セガは「メガドライブミニ2」を今年10月に全世界で同時発売し、『ベア・ナックルIII』や『エコー・ザ・ドルフィン』など60以上のタイトルを収録することを発表している。
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