Photo: Ubisoft

『アサシン クリード』の新作『アサシン クリード コードネーム ヘクセ』は16世紀のドイツの魔女狩りやヴュルツブルク魔女裁判をテーマにした作品になる可能性が浮上している。

9月10日に配信された「ユービーアイソフト・フォワード」で『アサシン クリード コードネーム ヘクセ』の30秒のトレイラー動画が公開されている。9月10日の時点で、開発者のマーク・アレクシ・コッテはファンに向けて、本作の映像を「いくつかに分けて」公開することで、謎解きのように楽しんでもらいたいと述べていた。

公開されたトレイラー動画はダークで神秘的な映像となっている。『アサシン クリード』のロゴが表示されるシーンでは木の枝の周りに文字かシンボルのようなものが描かれており、動画の公開直後からファンの間で「謎」の解釈をめぐって憶測が広まっていた。

『ザ・ロードアウト』によれば、トレイラー動画を細部に至るまで分析した内容をゲーム情報サイト『ゲーム・プレッシャー』が報じている。動画に登場する神秘的な文字は、ヘブライ文字の1種「マギ(Magi)のアルファベット」だと特定でき、動画の「謎」を明らかにしたという。

世界の言語と文字のオンライン百科事典『オムニグロット』によれば、「マギのアルファベット」は現在一般的に使用されている名称であり、16世紀にパラケルススが発明したヘブライ文字の1種と説明されている。

木の枝の周りに書かれた「マギのアルファベット」を解読すると、「Wir arbeiten im dem Tunckel, um dem Licht zu dienen.」というドイツ語の一文になる。これは英語で「We work in the dark to serve the light(我々は光に仕えるために闇で活動する)」となり、『アサシン クリード』シリーズのファンにとってはお馴染みのモットーとなっている。ゲームタイトルにあるドイツ語「ヘクセ(Hexe)」を直訳すると「魔女」になることから、本作は魔女や魔術がテーマの作品になるとの見方が強まっている。

また、『レディット』では、ユーザーの「Alumirus」が動画のロゴの背景にある八芒星の中に、「マギのアルファベット」表記のドイツ語でHaus(家)、Rache(復讐)、Mephuisto(メフィスト)と書かれているとコメントしている。

このコメントを受けて、別のユーザーは16世紀のドイツに実在したとされる有名な錬金術師のヨハン・ゲオルグ・ファウストに言及している。ファウストは悪魔「メフィスト」と契約した人物として知られており、英語圏では、悪事を行なって金銭や権力の見返りを得るような取引を指す「ファウストのような取引(Faustian bargain)」という表現の由来になっている。

ドイツ語の3つの単語、ファウストのエピソードや史実は、犬の吠える声が聞こえるトレイラー動画が描き出すイメージと合致している。『アサシン クリード ヘクセ』は16世紀のドイツの魔女狩りや、ヴュルツブルク魔女裁判をテーマにした作品になる可能性が浮上しているが、『アサシン クリード ヘクセ』の発売日はまだ正式発表されておらず、真相についてはユービーアイソフトからの続報が待たれる。

『アサシン クリード』の関連ニュースとして、ユービーアイソフトはオープンワールド型タイトル『アサシン クリード コードネーム レッド』を2023年以降にリリースすると発表している。封建時代の日本が舞台となり、「非常にパワフルな忍」の物語を楽しめる作品になる。

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