Photo: Square Enix

プロデューサーの吉田直樹は『ファイナル・ファンタジーXVI』にターンベースのバトルシステムを採用しない理由を、ターンベースのバトルに馴染めない若い世代のゲーマーの感覚に合わせたためと説明している。

『VGC』によれば、吉田直樹は6月22日付けの『ファミ通』のインタヴュー記事で、開発チームが『ファイナル・ファンタジー』シリーズのプレイヤー層の中でも特に、若いプレイヤーたちのゲームの好みを踏まえた上で制作していると語っている。

「僕はコマンドとターンベースのRPGで育ってきた世代です」と吉田直樹は語っている。「ですので、そのおもしろさも、没入感もわかっているつもりです」

「その一方でこの10年ほど、『テレビゲーム上でコマンドを選択して戦うという感覚について理解ができない』という意見をかなり目にするようになりました。特に若い世代のユーザーや普段RPGを遊ばないというユーザーを中心に、この意見は今も増えています」

さらに、ゲーム機本体に導入されるテクノロジーが発展したため、従来のターンベースの戦闘だけでなく、複雑なリアルタイムでの戦闘が可能になったと説明している。

「そういったゲームに夢中になってきた僕よりも若い世代のゲーマーたちには、それが当たり前になりました。結果、すでにバトル中にもかかわらず、“バトル”などのコマンドを選び、行動を決定する手間を作る意味がわからない、という発言に繋がっているようです」

「これはいい/悪いというお話ではなく、世代や好みによって、差が大きく開いてしまっている、ということなのです。そしてまた、ターンベースであることと、コマンド選択式にも大きな差があり、これらは同一視されやすいのですが、別のお話です」

『ファイナル・ファンタジーXVI』は2023年夏にプレイステーション5向けに発売が予定されている。本作のトレイラー動画がお披露目された当初の段階では対応プラットフォームの中にPCもあったが、現在ゲームの公式サイトではPCへの対応は示されていない。スクウェア・エニックスはPC版のリリースについての続報を出していない。

その他のニュースとして、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントはプレイステーションの新たなロイヤリティプログラム「プレイステーション スターズ」を開始すると発表している。プログラムのメンバーになると、さまざまなキャンペーンやアクティビティに参加することで特典を獲得できる。

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