Xboxはサムスンとの新たな提携を通してXboxのゲームサービスを拡大して世界中に30億人いると言われているゲーマー全員に提供する狙いがあることを明らかにしている。
マイクロソフトは6月9日にサムスンとの提携を発表しており、27ヶ国でXboxのゲーミング・サービスを2022年発売のサムスン製のスマートテレビで30日から随時利用が開始になっている。これにより、Xboxゲーム・パス・アルティメットの会員はXboxゲーム・スタジオのタイトルなど100を超える人気ゲームを発売当日に簡単に素早くアクセスできるようになる。
サムスン電子のヨーロッパ向け製品マネージャーであるガス・グリマルディとXboxゲーム・パスのシニア・グローバル・プロダクト・マネージャーであるパヴ・バードワジは、『NME』のインタヴューで新たなパートナーシップについて語り、Xboxのプレイヤー層をどのように拡大していきたいかについて語っている。
パヴ・バードワジは次のようにコメントしている。「私たちは以前から世界中のゲーマー30億人にサービスを提供したいと公言してきましたが、Xboxゲーム・パスとクラウド・ゲーミングはその目標達成を推し進めてくれると思います」
「(サムスンとの提携を通じて、従来の家庭用ゲーム機やPCに加えてスマートテレビなど)様々なデバイスを使って、世界中の何百万人もの人々とゲームをプレイでき、これまでXboxを購入できずプレイできなかった国や地域でも利用できます」
「Xboxゲーム・パスでできることが増え、アクセシビリティも向上します」
さらに、パヴ・バードワジはこのインタヴューで、サムスンのスマートテレビのサービス品質についても触れ、プレイヤーのために「レイテンシー(遅延)を可能な限り抑えることに努めました」と述べている。
彼は次のように続けている。「私たちは、家庭用ゲーム機のXbox、PCゲーム・パス、そしてPCでのゲームプレイに高い水準を設けて品質を保持してきました。ゲーム・パス用のデバイスの品質が保たれているか一つ一つ確認しなければなりませんでした。これまで2年間にわたってサムスンと提携してきましたが、特に難しいことはなく、品質水準を保つことに注力しました」
その他のニュースとして、あるプレイヤーがPC版『サイレントヒル2』で20年前から確認されているバグを修正するパッチを制作して配信している。
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