Photo: Nintendo

任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズ DX』のミニゲームである「スタッフロールのシューティング」で、190個のターゲットをすべて撃ち抜いたプレイヤーが現れている。

ストリーマーのナサニエル・バンディは2001年に発売された本作のスタッフ・クレジットに現れるシューティング・ゲームで、すべてのターゲットを撃ち抜くチャレンジ企画を開催していたところ、マーティン・サラテが先日このチャレンジに成功したという。

スタッフ・クレジットには全部で190名の名前が登場するが、このシューティング・ゲームでターゲットとなっている「名前」のすべてを撃ち抜いた記録は存在しなかった。

任天堂のファンであるナサニエル・バンディは、すべてのターゲットを撃ち抜くことができたプレイヤーに3000ドル(約32万円)の賞金を与えるとツイートしていた。

チャレンジにあたって『大乱闘スマッシュブラザーズ DX』をプレイする時はゲームキューブやWiiのような任天堂のゲーム機本体を使うこととし、またチャレンジャーが公認コントローラーを使っている様子を視聴者が確認できるように録画することをルールとしていた。

ナサニエル・バンディはチャレンジの期限を『スーパーマリオ 3Dコレクション』などの作品がNintendo Switchのオンラインストアで配信終了となる3月31日に設定していた。

チャレンジ企画の開始から2週間以内に、マーティン・サラテはこのチャレンジに成功し、その様子をYouTubeで公開している。

マーティン・サラテは『ポリゴン』の取材で次のように語っている「シューティングで最も難しかった部分は声優陣のところでした。ターゲットが様々な方向から現れるため、油断できませんでした」

マーティン・サラテはチャレンジの成功までに約50時間かかったとしており、今回、賞金という動機づけがあったためパーフェクト・スコアが達成されたという。

レディットのスピードランの掲示板によると、不正行為を行っていないことが確認できる記録のうち、全190個のターゲットのうち182個を撃ち抜いた2007年のものが最高記録だったとされている。

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