一人称シューティング・ゲーム『レインボーシックス シージ』の一部の日本プレイヤーがゲーム中に「屈伸放置」を行う問題が話題となっている。
英語版ゲーム情報サイト『ユーロゲーマー』によると、この「屈伸放置」は日本向けのプレイステーション4を利用した場合に行うことができ、一部の国内プレイヤーは設定画面で使用ボタンの割り当てを変更してからマッチに参加し、ゲーム内通貨の「名声(レナウン)」を不正に獲得しているという。
国内版のプレイステーション4では「○ボタン」が「決定」の操作と、マッチ中にプレイヤーが「しゃがむ」操作の両方に対応している。そのため、一部のプレイヤーは試合に参加したあとに「○ボタン」を連打した状態で放置して、立ったりしゃがんだりを繰り返す「屈伸放置」を行っている。『レインボーシックス シージ』では「しゃがむ」行為がゲーム内の基本操作としてみなされているため、「屈伸放置」を行うプレイヤーがマッチから退場させられることはない。
つまり、こうしたプレイヤーはマッチに参加したあと、MODなどを使用して「○ボタン」を連打し続けている限りマッチに留まることができ、マッチ終了時には「名声」を獲得することができることになる。また、こうしたプレイヤーはマッチ中にスクワットのような上下運動を繰り返している様子から、「屈伸兵」とも呼ばれている。
以下の動画では実際に4人のプレイヤーが「屈伸放置」を行っている様子を確認できるが、そろって上下に揺れつづける様子はコミカルな印象を受ける。
『レインボーシックス シージ』では「屈伸兵」もこぞって獲得を目指す「名声」を使用することで、オペレーター(キャラクター)、武器、装備スキンなどをアンロックすることができる。プレイヤーは通常の1マッチあたり200ポイント以上、ランクマッチでは400から500ポイントほどの「名声」を獲得できる。
なお、初登場から1年未満のオペレーターは25,000ポイントの「名声」でアンロックして、ゲームで使用することができる。1年から2年前に登場したオペレーターの場合は20,000ポイント、2年から3年の場合は15,000ポイントが必要となる。また、なかには10,000ポイントでアンロックできるオペレーターもいる。
プレイヤーがランクマッチごとに「名声」を400ポイント獲得するとした場合、オペレーターのアンロックには最低でも25試合、オペレーターによっては63試合以上のプレイが必要となる。
その他のニュースとして、8月2日に『ファミ通』が公開した『ファイナル・ファンタジーX』の制作関係者のインタヴュー記事によると、『ファイナル・ファンタジーX』の主人公「ティーダ」は、当初ブリッツボールの選手ではなく、配管工の設定だったという。
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