Photo: First We Feast

映画『ロード・オブ・ザ・リング』の3部作で主人公「フロド」を演じたイライジャ・ウッドはゲーム『グランド・セフト・オート』シリーズは映画化に向いていると語っている。

著名人が激辛の手羽先を食べながらインタヴューに応えるYouTubeの動画シリーズ「ホット・ワンズ・ウィズ・ファースト・ウィー・フィースト」の最新エピソードで、イライジャ・ウッドは自身のゲームとの関わりについてホストのショーン・エヴァンスに語っている。イライジャ・ウッドは『スパイロ・ザ・ドラゴン』シリーズで主人公「スパイロ」の声を担当し、アクション・アドベンチャー・ゲーム『ゴッド・オブ・ウォーIII』にはゲスト出演していた。

ショーン・エヴァンスはインタヴューの中で映画化に向いたゲームはあるかどうかをイライジャ・ウッドに訊ねている。

イライジャ・ウッドは「『グランド・セフト・オート』の世界観は映画やTVショーにするのに向いていますね」と答えており、「『グランド・セフト・オート バイスシティ』は(刑事ドラマ)『特捜刑事マイアミ・バイス』の影響を受けていますが、映画化すれば素晴らしいものになると思います。一方で、『グランド・セフト・オートV』はゲームに登場するキャラクターたちが映画化やテレビ・シリーズ化に最高に向いているので、より素晴らしい作品になると思います」と続けている。

また、イライジャ・ウッドは『バイオハザード』の映画シリーズについて触れ、映画シリーズがゲームの世界観を忠実に再現していないことを「残念に思う」とする一方で、映画版の最新作『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を楽しみにしていると述べている。

ショーン・エヴァンスとイライジャ・ウッドはホラー・ゲームとホラー映画の違いについても語っており、イライジャ・ウッドはビデオゲームが「没入型の体験」であるのに対し、映画は「受け身の体験」であると述べている。

「『サイレントヒル』シリーズの続編をプレイしたときに、本当に震え上がったことがありました。ただ座って何かを観ているのではなく、自ら廊下を通り抜けることを選択をするのですから……ゲームではサスペンスの要素をインタラクティヴに体験しているので、より怖いと感じるのかもしれません」

前回の同シリーズのインタヴューではアメリカの俳優マット・デイモンが出演し、PCアドベンチャー・ゲーム『ミスト』への愛を語っている。また、自身が主役を務めた映画『ボーン・アイデンティティー』のゲーム版となる『ボーン・コンスピラシー』がプレイステーション3とXbox 360向けに2008年に発売されたことについてもコメントしており、同ゲーム作品の開発にあたって自分の声や顔を提供するように交渉を受けたことについても触れている。

その他のニュースとして、ホラーゲーム『デッド バイ デイライト』では最新パッチが8月10日にリリースされ、殺人鬼キャラクターである「エクセキューショナー(三角頭)」の「お尻」が大きくなっていることが話題となっている。

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