Photo: Rockstar Games

グランド・セフト・オート6』のゲームプレイ動画が流出した事件に関連して、先日ハッキング容疑で逮捕された17歳の少年が法廷でハッキングの容疑を否認していることが明らかになっている。

『コタク』によると現地時間9月27日、英オックスフォードシャー州在住の17歳の少年はロンドンの少年専門法廷に出廷し、『グランド・セフト・オート』シリーズの開発元であるロックスター・ゲームスのプライベート・ファイルやサーバーに携帯電話を使用して侵入した容疑を否定している。

9月19日にテストビルド版『グランド・セフト・オート6』の約1時間分の映像がネット上に流出し、ロックスター・ゲームスはビデオゲーム史上最大の流出事件と呼ばれる事態に見舞われている。流出した映像ではキャラクター名、舞台となる場所、時系列などが明らかになっている。

先週の報道後、この流出事件に関連して逮捕された17歳の少年は2件の保釈条件違反と2件のコンピューター不正利用の罪で起訴されている。

検察側は、この少年がマイクロソフトやウーバーなどの企業にもハッキングして「脅迫し金銭を要求した」と主張している。

さらにハッカー集団「ラプサス(Lapsus$)」との関連も疑われている。『ロイター』の元記者であるマシュー・キーズによると、少年の逮捕に際して「イギリスの国家犯罪対策庁が捜査を行った」という。

9月19日にロックスター・ゲームスは『グランド・セフト・オート6』のゲームプレイ動画が流出したことを公表している。声明では次のように説明している。「当社システムに外部からの不正アクセスがあり、『グランド・セフト・オート』シリーズ次回作の初期開発映像を含む機密情報がダウンロードされました」

「現時点では、当社のゲーム実況サービスに障害が起きたり、現在開発が進められているプロジェクトへの長期的な影響はありません。このような形で次回作(グランド・セフト・オート6)の情報をお伝えすることになり、大変残念に思っています。私たちはこれまで通り、プレイヤーの皆様のご期待以上のゲーム体験をお届けするために全力を尽くして参ります」

この件は、上級裁判所で後日再び審理が行われる。

『グランド・セフト・オート6』関連のニュースとして、販売元であるテイクツー・インタラクティヴは本作をゲーム業界の指標となるような大作にしたいと意気込みを語っている。最高経営責任者のストラウス・ゼルニックは次のように述べている。「『グランド・セフト・オート』シリーズ次回作の開発は順調です。ロックスター・ゲームスの開発チームは、これまで革新的なゲームを世に送り出してきたように、『グランド・セフト・オート』シリーズのみならず、ゲーム業界、そしてエンターテインメントの全ての領域において、創造性の指標となるような作品をお届けいたします」

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