セガは『龍が如く』シリーズ本編の次回作と新たなスピンオフ2作品を含む新作3タイトルを発表している。9月14日に配信された「RGGサミット2022/龍が如くスタジオ新作発表会」で公開されたトレイラー動画は以下で観ることができる。
『龍が如く』シリーズについては様々な憶測が飛び交い、複数の画像や春日一番の再登場などの情報が徐々に公開されてきたが、このたび『龍が如く8』が2024年にリリースされることが正式に発表されている。
『龍が如く7』の続編『龍が如く8』では桐生一馬と春日一番の2人が主人公となり、龍が如くスタジオ代表の横山昌義は「(ゲームボリュームに関しても)過去最大になるとは思うんですよね。現時点で」と述べている。
彼は「過去をすべて背負った男と未来をすべて背負った男の2人を描くという……その2人の人生というか、(その)ものを描き切ることによって物語が紡がれていくというのがテーマになっています。それを描くうえで桐生という存在が必要だったので、主人公にまたなるわけなんですけども」と説明し、開発が進められていると続けている。「まだ収録も終わっていませんし」
「東京ゲームショウ2022」に先駆けて、セガは『龍が如く』シリーズのスピンオフ2作品も発表している。1つ目の『龍が如く7外伝 名を消した男』は、元ヤクザの桐生一馬の視点から『龍が如く6 命の詩』以降の物語が描かれている。
現在、2023年に発売が予定されている『龍が如く7外伝 名前を消した男』は『龍が如く』シリーズの本編よりも小規模な作品で、『龍が如く8』のRPG型の戦闘とは異なり、以前の作品のようなアクション・アドベンチャー型のゲームプレイになるという。
スピンオフ作品の2つ目は『龍が如く 維新! 極』で2023年2月22日にリリースが予定されており、龍が如くスタジオが「アンリアル・エンジン4」を採用した初のタイトルとなる。
プレイステーション公式ブログ(英語版)によると、「『龍が如く 維新! 極』は1860年代の「京」を舞台にしたアクション・アドベンチャー型の歴史的スリラー作品です。『龍が如く』シリーズの他の時代劇作品は本作より前の時代が舞台となっていますが、『龍が如く 維新! 極』は侍の時代がどのように終焉を迎えるかを体験することができます。主人公の坂本龍馬は実在した歴史上の人物で、倒幕と明治維新に関与したとされています」
さらに、新作発表に続き、セガは『ジャッジアイズ:死神の遺言 リマスタード』と『ロストジャッジメント:裁かれざる記憶』のPC版の発売を9月14日午後10時より開始したと発表している。
その他のニュースとして、9月14日に放送されたプレイステーションの情報番組「ステート・オブ・プレイ」で『鉄拳8』の制作が正式に発表されている。
本作のトレイラー動画は、三島一八と風間仁が迫力のある情景の中で戦うドラマチックな映像となっており、豪雨や竜巻、稲妻、猛火の中で2人の対決は続いていく。
そしてこの動画では、燃え盛って壊れた鎖から『鉄拳8』のロゴが浮かび上がる。動画の最後には、『鉄拳8』のタイトルの下に、今後のアップデートについて「STAY TUNED(乞うご期待)」というメッセージが表示される。ただし、具体的なリリース日は明らかになっていない。
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