Photo: Rockstar

次世代機版『グランド・セフト・オート:オンライン』と『グランド・セフト・オートV』からトランスフォビアと受けとられるコンテンツが削除されていることが報じられている。

先月、あるファンが『レディット』で次世代機版『グランド・セフト・オート:オンライン』で「交換可能な性器」を持つと記載されていた「キャプテン・スペーストイ」のフィギュアが削除されていると投稿していた。

また、今月初め『グランド・セフト・オート』シリーズのコミュニティ管理者のクリスティ・クラウドが自身のツイッター・アカウントで次のように指摘している。「ロックスター・ゲームスはトランスジェンダーの風刺画や『ドラァグクイーン』がゲイバー『コカトゥース』以外で出現しないように変更したようです」

「まだ『ディレクター・モード』には『ドラァグクイーン』が現れますが、会話オプションは削除されています(NPCに対する主人公のセリフでホルモンを使用する、といった内容のものがありましたが、多分それがなくなっています)」

ロックスター・ゲームスは今回の変更を正式に認めていないが、イギリスに拠点を置き、ゲーム業界で働くLGBTQ+の人々を支援する団体「アウト・メイキング・ゲームズ」が同社に『グランド・セフト・オートV』から「トランスフォビア的な要素を取り除く」よう公開状を寄せたことが、この対応のきっかけになったと見られている。

同団体は公開状で次のように述べている。「『グランド・セフト・オートV』が世界中に与える影響を考えると、トランスジェンダーや多様な性を持つ人々に対する暴力を助長しないよう、ロックスター・ゲームスは(LGBTQ+の人々も視野に入れた)多くのプレイヤー、従業員、世界全体に対する社会的責任を負っています」

ロックスター・ゲームスがトランスフォビアと受けとられるコンテンツを削除した後、アウト・メイキング・ゲームズは次のように述べている。「『グランド・セフト・オートV』は何百万人ものプレイヤーを持つ世界的に人気のゲームですから、今回の変更はトランスジェンダーの人々に対する見方に大きな影響を与えるでしょう。この問題に優先的に取り組んでくれたロックスター・ゲームスの皆さんに感謝しています。私たち自身もゲーム開発に携わっているので、わずかな変更でも時間と労力を要することを理解しています」

その他のニュースとして、ニンテンドー・オブ・アメリカが「労働組合を結成する従業員の権利を侵害し、圧力をかけた」として、同社の従業員が全米労働関係委員会(NLRB)に労働法違反の申し立てを行ったと報じられている。

今回の疑惑を受けて、「ボイクス」と名乗る元契約社員が自身のツイッター・アカウントで同社での勤務は「ストレスが非常に多く、人生の中で最も酷い経験だった」と振り返っている。

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