ロックスター・ゲームスは3月15日にリリース予定のプレイステーション5とXboxシリーズX/S版『グランド・セフト・オートV』で採用される強化要素の詳細を公式ブログ記事で発表している。
次世代機版『グランド・セフト・オートV』では3つのグラフィック設定が用意されており、それぞれ特徴が異なるためプレイヤーは自分のプレイ・スタイルに合った設定を選択できるようになっている。
最大30FPSで最高品質のビジュアルを実現する「忠実度重視モード」は、4K解像度やレイトレーシングに対応している。「性能モード」では反応の良いゲームプレイ体験と最大60FPSを実現する。なお、4Kの解像度とレイトレーシングへの対応はプレイステーション5とXboxシリーズXのみとなっている。さらに、プレイステーション5とXboxシリーズX版では「両モードのハイブリッドである『レイトレーシングによるパフォーマンスモード』で、レイトレーシングが可能な最高4Kの解像度をサポートし、最大60FPSを備えています」と紹介されている。なお、XboxシリーズSでは最高4Kの解像度のみの対応となっている。
その他、次世代機版ではロード時間の短縮や、人口と交通の複雑化、植生密度の増加、影や水の反射などのライティングの品質向上など「全面的な見直し」が施されているほか、プレイステーション5のハプティック・フィードバック機能やデュアルセンス・コントローラーにも対応し、天候効果、ダメージを受けた時の方向感覚、路面の凹凸、爆発などの感覚が追加され、より臨場感のあるリアルな体験ができるようになっている。
また、今回の発表では『グランド・セフト・オート:オンライン』がプレイステーション5とXboxシリーズX/S向けにスタンドアローン版として登場することも明かされている。プレイステーション5とXboxシリーズX/S版『グランド・セフト・オート:オンライン』の販売価格はまだ発表されていないが、プレイステーション5のユーザーはリリースから3ヶ月間は無料でダウンロードと保存ができるという。
他にも、プレイステーション4とXbox Oneのプレイヤーはロックスター・ゲームスの公式プラットフォーム「ソーシャルクラブ」経由でセーブデータ(『グランド・セフト・オートV』のストーリーモードのセーブデータと『グランド・セフト・オート:オンライン』のキャラクターとセーブデータ)を一度だけ次世代機に引き継ぐことができる。セーブデータを移行するには、ポーズメニューの「ゲームタブ」に進んで「セーブデータのアップロード」を選択する必要がある。
今回の発表に関する詳細は、ロックスター・ゲームスの公式ブログ記事で確認できる。
その他のニュースとして、『ヘイロー・インフィニット』でリード・マルチプレイヤー・デザイナーを務めたアンドリュー・ウィッツが343インダストリーズを退社することを発表している。
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