『グランド・セフト・オートIII』と『グランド・セフト・オート・ヴァイスシティ』をファンが改造したものがデジタル・ミレニアム著作権法で削除されたことで、リメイク版が発表されるのではないかとの憶測が広がっている。
『ユーロゲーマー』によれば、このプロジェクトのリード・デベロッパーであるaapは、『GTA』シリーズの開発元ロックスター・ゲームスの親会社であるテイクツー・インタラクティヴからDMCAに基づく削除申請を受けたという。
このプロジェクトは現在ソフトウェア開発のプラットフォーム「ギットハブ」で利用停止となっており、代わりにDMCAに基づく削除申請があったことを示す以下の表示が現れている。「このリポジトリ(データベース)にはDMCAの削除申請があった為利用者からのアクセスは現在できない状況となっています。著作権者からの通知情報については一般公開されています」
テイクツー・インタラクティヴはDMCAに基づく削除申請にともない、関連するすべてのコンテンツの削除を要求しているという。申請内容によると、このプロジェクトがDMCAの規定に違反しない「最善かつ唯一の解決策」は「当該のページ(データベース)を完全に削除すること」だという。
ユーチューバーのレーシング・フリーキングは当該プロジェクトにより制作された『グランド・セフト・オートIII』と『グランド・セフト・オート・バイスシティ』の改善点をYouTubeで紹介していた。
動画はこちらから。
『デュアル・ショッカーズ』は先日、ロックスター・ゲームスが現在ニューヨークでトレイラー映像を作成するためのゲーム映像制作スタッフを募集していることを指摘している。これら2つのニュースを関連付けると、『グランド・セフト・オート 6』か、プレイステーション2で発売した過去3部作のリマスター版のどちらかが発表されるのではないかとの憶測が広がっているが、ロックスター・ゲームスからの発表は現時点ではまだない。
ロックスター・ゲームスは今年の初めに、『グランド・セフト・オートV』の8年間の累計販売本数が1億4000万本となり、2020年が2013年発売以来最高の年になったことを明らかにしていた。
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