2021年11月12日にリリースされた『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』について、テイクツー・インタラクティヴの最高経営責任者であるストラウス・ゼルニックはインタヴューで「このタイトルは素晴らしい業績を挙げている」と語っている。テイクツー・インタラクティヴは同タイトルの開発を手掛けたロックスター・ゲームスの親会社にあたる。
ストラウス・ゼルニックは米『CNBC』による独占インタヴューの中で『グランド・セフト・オート』シリーズについて語っている。
「『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』は新規タイトルではなく、既存タイトルのリマスター版です」と彼は語っている。「リリース当初に不具合がありましたが、その後修正されています。このタイトルは素晴らしい業績を挙げています」
ストラウス・ゼルニックは「これからがとても楽しみです」と続けている。「当社には素晴らしいラインアップのリリース予定タイトルがあり、またジンガにも素晴らしいリリース予定タイトルがあります。我々が一緒になれば、今までにできなかったことを実現できると考えています」
テイクツー・インタラクティヴは現地時間1月10日、スマートフォンやタブレットなどのモバイル向けゲームを開発するジンガを127億ドル(約1兆4600億円)で買収することを発表している。
インタヴューのなかで言及された「不具合」とは、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』のリリース時に映像やテクスチャに関する問題などが数多くあったことを指している。開発元のロックスター・ゲームスは作品のリリース後にファンの期待に応える完成度ではなかったと謝罪していた。
昨年11月のリリース以降、同タイトルではヴィジュアルなど100以上の不具合が修正されている。
ロックスター・ゲームスは謝罪文で次のように述べていた。「決定版には『グランド・セフト・オート』シリーズから3作品を収録していますが、『グランド・セフト・オート』シリーズは世界中のファンの皆さんにとっても、我々にとっても特別なシリーズです。名作3作品のアップデート版である『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』は当初の完成度が低く、ファンの皆さんの期待にお応えできる作品ではありませんでした」
その他のニュースとして、コナミデジタルエンタテインメントは新作デジタル・カード・ゲーム『遊戯王 マスターデュエル』の配信を1月19日に開始したことをサプライズで発表している。同タイトルは様々なプラットフォームでのデータ連携やクロスプレイ対戦に対応しており、基本プレイは無料となっている。
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