『グランド・セフト・オンライン』の成功を受けて、ロックスター・ゲームスが制作中と見られるシリーズ最新作『グランド・セフト・オートVI』(通称『GTA6』)の舞台が現代になるのではないかという噂が広まっている。
『バトルフィールド』シリーズの動画制作や、リーク情報提供者として知られているトム・ヘンダーソンは、『GTA6』に関する新たな情報をまとめた動画を公開している。
動画よると、最新作には「科学技術やハッキングといった分野を担当する快活な女性キャラクター」を含む、複数のプレイアブル・キャラクターが登場するという。
ロックスター・ゲームスは新たなダウンロード・コンテンツを開発して既存プレイヤーを取り込むために、『グランド・セフト・オート・オンライン』で好評だった現代を舞台にして『GTA6』を制作するのではないかとしている。
トム・ヘンダーソンは『GTA6』の発売時期について、当初は2023年から2024年であると自身のツイッターで発表していたものの、「少し早すぎる」と話している。
トム・ヘンダーソンの動画はこちらから。
彼は発売時期が遅れている理由として、ロックスター・ゲームスが社員たちのウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)を重視しており、開発中の過酷な長時間労働を避けていることを挙げている。同社は1年4ヶ月にわたって社員のウェルビーイングを守る取り組みに力を注いできている。
また、現行機の在庫不足により『GTA6』はプレイステーション 5、XboxシリーズX/S、PC版のみの発売が予定されていることにも触れている。同社は小規模のプラットフォーム向けには発売しない方針であると見られている。
動画の最後にトム・ヘンダーソンは、『GTA5』と『グランド・セフト・オート・オンライン』の人気が衰えないことも最新作の発売を遅らせている一因を担っているかもしれないと指摘している。
今年初め、ロックスター・ゲームスは2020年の『GTA5』の販売本数が1000万本以上を突破し、販売本数が2013年以来最高の年となったことを明らかにしている。
その他のニュースとして、『アサシン クリード ヴァルハラ』の元ゲーム・ディレクターであるエリック・バプティザットが16年にわたって在籍していたユービーアイソフトを退社し、エレクトロニック・アーツのMotiveスタジオに移籍したことが報じられている。
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