ロックスター・ゲームスは先月から200を超える様々な職種の求人を公開しており、程度の差はあれ、その大半が『グランド・セフト・オートVI』の開発に従事するのではないかと推測される。
『PCゲーマー』によると、ロックスター・ゲームスはゲーム関連の求人サイト「ヒットマーカー」に、記事公開時点で223件の求人情報を掲載しており、イギリス、アメリカ、日本、インドなど世界中のスタジオで開発スタッフを募集している。合計11ヶ所のスタジオごとに募集人数は異なるが、具体的にどのプロジェクトの求人なのかは明記されていない。ただ、掲載内容からプロジェクトの方向性を知ることができる。
スコットランド・エディンバラに拠点を置くロックスター・ノースでは、キャラクター・アーティスト、車両アーティスト、フィジックス・プログラマーを募集していることから、ロックスター・ゲームスが以前から得意としているオープン・ワールド型ゲームの開発を目指していると見られる。
ロックスター・ノースは『グランド・セフト・オートV』で開発を主導しており、他のロックスター・スタジオの海外拠点も開発に携わっている。現在、掲載されている求人情報のうち39件がロックスター・ノースでの仕事となっており、システム・プログラマーやマテリアル・アーティスト、UIプログラマーなど様々な職種が募集されている。
現在、このプロジェクトが『グランド・セフト・オートVI』なのかは明らかになっていないが、ロックスター・スタジオ公式サイトで2月4日に掲載されたブログ記事では、「『グランド・セフト・オート』シリーズの革新的な次なる作品が現在開発中」と発表されており、『グランド・セフト・オート VI』の開発スタッフを増員しているのではないかと見られている。
さらに7月7日に公開されたブログ記事では、『グランド・セフト・オート』シリーズ最新作について、「これまで以上にプレイヤーの皆様の期待を上回る」必要があると、作品への意気込みが語られている。また、開発リソースをシリーズ次回作に向けて集中させており、多数の求人情報が公開された背景には同社が次回作に向けて動き出していることと関連している可能性がある。
現時点では、『レッド・デッド・オンライン』の「大規模なテーマ型のコンテンツ」のアップデートを終了し、開発リソースを『グランド・セフト・オート』シリーズの次回作に向けて投入していることが正式発表されている。
その他のニュースとして、モージャン・スタジオは、NFTやブロックチェーン技術が「マインクラフトの精神や当社のガイドラインに反して、(意図的に生成された)希少価値(を悪用した詐欺行為)や排他的な行為に繋がりかねない」として、『マインクラフト』上での使用を禁止することを発表している。
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