エレクトロニック・アーツは『スター・ウォーズ』シリーズの新作ゲームの開発を進めていることを昨日1月25日に公式ツイッター・アカウントで発表している。開発中のタイトルは『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の続編を含む3作品となっており、リスポーン・エンターテインメントが中心となって開発を進めていくという。
発表されたタイトルはいずれも『スター・ウォーズ』の世界観を描いた作品となっている。
・『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の続編
・完全新作となる1人称視点のシューティング・ゲーム
・新たなストラテジー・ゲーム
新作3タイトルの開発は、リスポーン・エンターテインメントのCEOであり『バトルフィールド』シリーズの責任者でもあるヴィンス・ザンペラによる監督のもと、ルーカスフィルム・ゲームズと協力して進められる。
1本目『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の続編は、前作と同じくリスポーン・エンターテインメントのスティグ・アスムッセンがディレクションにあたる。1月25日の発表では『スター・ウォーズ』の新作ゲームという情報以外は伏せられていたが、本日1月26日付で『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の続編であることが明らかとなっている。
2本目の「完全新作となる1人称視点のシューティング・ゲーム」は『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の続編とは別の開発チームが担当する。このチームを率いるピーター・ヒルシュマンはかつてルーカスアーツ・エンターテインメント・カンパニーに在籍しており、シューティング・ゲームの『スター・ウォーズ バトルフロント』を手掛けていた。
3本目の「新たなストラテジー・ゲーム」は宇宙を舞台にした内容になっており、メリーランド州に拠点を置く新設スタジオ「ビット・リアクター」が開発を手掛けるという。
今回の発表に際して、『スター・ウォーズ』の権利を保有するディズニーのシニア・ヴァイス・プレジデントであるショーン・ショプトーはプレスリリースにコメントを寄せており、「これまでエレクトロニック・アーツとは良好な関係を築いてきました。今回の新しいコラボレーションでは、エレクトロニック・アーツ、リスポーン・エンターテインメント、ルーカスフィルム・ゲームズという世界屈指の開発力を誇る3社が互いを信頼して尊重していけたらと思っています」とコメントしている。「各チームの専門知識と情熱を原動力として感動をもたらすオリジナル・ゲームを制作し、『スター・ウォーズ』の世界観をより多くのファンにお届けしたいと考えています」
なお、エレクトロニック・アーツは2021年8月4日に開催された投資家との2022年第1四半期の決算説明会で『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』シリーズに「継続して投資」を行うことを発表していたが、1人称視点の「完全新作となるシューティング・ゲーム」と「新たなストラテジー・ゲーム」の内容については明かしていなかった。
その他のニュースとして、『ファイナル・ファンタジーXIV』のオセアニアデータセンターが1月25日に開設されることをプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹が公式サイトで発表している。
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