Photo: Riot Games

ライアットゲームズは現地時間1月19日に対戦型シューティング・ゲーム『ヴァロラント』の最新アップデート「パッチ4.01」を配信しており、ゲーム内で非表示にしたい単語を登録できる「ミュートワード」機能を追加したことを発表している。

『ヴァロラント』ではAIが不適切な単語を自動で検出するフィルター機能を導入しているが、新たに追加された「ミュートワード」機能はプレイヤー自身がゲーム内のチャットで非表示にしたい言葉を登録できるようになる。

パッチノートでは導入の背景が次のように説明されている。「有害な単語を自動検出するシステムを導入していますが、一部のプレイヤーが抜け道を見つけ出してしまい、不適切な言葉の書き込みが絶えません。自動検出システムの精度を向上させるためには皆さんのお力が必要です。皆さん自身のためにもご協力をお願いします」

また、ライアットゲームズは一部のプレイヤーたちが文字の代わりに数字や句読点を代用する手口で自動検出システムを回避している可能性があることも明らかにしており、「皆さんが作成してくれたミュートワードの一覧は地域ごとで比較したり、自動検出システムの改善や、チャットの安全性を高めるために役立てられます。取り組みへのご理解、ご協力に感謝いたします。みんなで『ヴァロラント』をより過ごしやすい環境にしていきましょう」と述べている。

「パッチ4.01」では、ヘビーライフルの「アレス」や接近武器のアップデートも行われている。ライアットゲームズは接近武器のアップデートについて「今までの接近武器は狙いを定めるのが難しく、あまり頼りになりませんでした。そこで今回、近接武器の左クリックと右クリックの両方をアップデートし、より確実な攻撃方法となるようにしました」と説明している。

「パッチノート4.01」の全文は以下の通り。

武器「アレス」のアップデート:

・価格が1550から1600に上昇
・縦方向のリコイルが増加
・拡散率を調整。初期の拡散率が0.8パーセント、11発目以降は0.7パーセントから初期の拡散率が1.0パーセント、14発目以降は0.7パーセントに変更
・しゃがみ時の拡散率とリコイル軽減のメリットが40%から25%に減少

接近武器:

・右クリックのヒットボックスを1.5倍の大きさに変更。左クリックのヒットボックスは右クリックよりも大きく、かつ若干射程が長くなるように変更
・ナイフ攻撃の中心部に近い対象が最初にダメージを受けるため、必要であれば標的を狙い分けることも可能に
・おまけ:壁をナイフで切りつけた際、効果音や傷跡が瞬時に再生/表示されるように(クライアント側で先行して処理を走らせることで実現しています)

不具合修正:

・「オリジン」シリーズの一部のレベルやヴァリアント(色違いのスキン)において、観戦中に待機アニメーションが再生されない不具合を修正
・サイド交代のあとに観戦者のホットキーが変更されてしまう不具合を修正
・NVIDIA Reflexを必要とするパフォーマンスチャートが表示され、非表示にできなくなっていた不具合を修正

『ヴァロラント』では新エージェントの「ネオン」が追加された大型アップデート「パット4.0」が1月12日に配信されたばかりで、今回の「パッチ4.01」はこれに続くアップデートとなっている。

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