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マイクロソフトはアクティヴィジョン・ブリザード社を買収することを現地時間1月18日に発表している。買収金額は約687億ドル(約7兆9000億円)にのぼると見込まれている。

今回の買収についてXbox部門責任者のフィル・スペンサーはXboxシリーズの情報サイト『Xboxワイアー』に記事を投稿する形で正式発表している。『コール オブ デューティ』シリーズをはじめ、アクティヴィジョン・ブリザード社が展開するゲーム・シリーズが今後Xbox独占タイトルになるかどうかは明らかになっていない。

フィル・スペンサーは『Xboxワイアー』で次のように述べている。「買収完了後はXboxゲーム・パスとPCゲーム・パスでアクティヴィジョン・ブリザードの新作や過去の作品をできるだけ多く提供していく予定です。さらに、Xboxゲーム・パスの加入者数が2500万人を突破したことをお知らせします。今後もゲーム・パスで多くの素晴らしいゲームを提供していきたいと考えています」

買収が完了すると、アクティヴィジョン・ブリザード社がこれまでに手がけてきた『スパイロ・ザ・ドラゴン』、『クラッシュ・バンディクー』、『ウォークラフト』、『オーバーウォッチ』、『ギターヒーロー』などのゲーム・シリーズにおける権利はマイクロソフトが所有することになる。

フィル・スペンサーは「今回の買収が完了するまでの期間中、アクティヴィジョン・ブリザードとマイクロソフトのゲーム部門はそれぞれ別々に運営していきます。買収が完了すれば、私はマイクロソフトのゲーム部門の最高経営責任者としてアクティヴィジョン・ブリザードの事業を担当するようになります」

一方で、アクティヴィジョン・ブリザード社の最高経営責任者であるボビー・コティックは買収完了後に退任することが予想されている。彼は2017年に同社でセクシャル・ハラスメント被害を訴えている従業員がいたことを把握していたにもかかわらず、告発された人物の解雇を阻止したと報じられていた。

アクティヴィジョン・ブリザード社の関連ニュースとして、同社は社内でのセクシャル・ハラスメントなど不適切行為の疑惑に対応して、昨年7月以降から今月までの間に約40人の社員を解雇したことが明らかとなっている。なお、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の報道によれば、ボビー・コティックはハラスメントなどの問題に関わった社員を一斉に解雇してしまうと、「(ハラスメントなど一連の事件が)実際よりも深刻な問題だという印象を(世間に)与えかねない」と考え、解雇の処分を新年まで見送る決断を下したと周囲に話していたという。

その他のニュースとして、『フォートナイト』では最新アップデートとなる「v19.10」が1月18日夜から配信されており、「チャプター1」で人気を集めた降下スポット「ティルテッド・タワー」が再びゲームに登場している。

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