人気オンラインゲーム『ファイナル・ファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹は『ファイナル・ファンタジーXIV』がXboxに対応していない理由を説明している。
以前、Xbox事業を統括するフィル・スペンサーは2019年のX019プレスイベントで、Xbox One版『ファイナル・ファンタジーXIV』の展開について語っていた。
その後、『ファイナル・ファンタジーXIV』は各種パッチがアップデートされてきたが、Xbox版の開発については言及されていなかった。
イギリスのブログ『VG247』のインタヴューで吉田直樹はまずこの件を取り上げて「Xbox版の開発できない障壁はない」としつつも、『ファイナル・ファンタジーXIV』をXboxで対応しない主な理由はリソースの問題だと説明している。
「主な理由は仕事量と順番の問題です」と彼は続けている。「今、Xbox版に関しては残念ながら多くは語れませんが、言えるのは順番に進めていかなければならないということだけです」
また、昨年のコロナウイルスによるパンデミックが始まった当初は開発チームが在宅勤務を余儀なくされたこともあり、複数回パッチの更新が遅れているという。
『ファイナルファンタジー』シリーズについては2021年秋に発表される予定の拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」など、PCとPS4向けの『ファイナル・ファンタジーXIV』のアップデートがリリースされることも発表されている。
2021年4月にはPS5版『ファイナルファンタジーXIV』のオープン・ベータ・テストがプレイ権を所有しているユーザーを対象に開始される。
マイクロソフトは、更に多くのファイナル・ファンタジーシリーズのタイトルがXboxゲーム・パスで配信されることを明らかにしている。直近では先週サブスクリプション・サービスで『ファイナル・ファンタジーXII: ゾディアックエイジ』の配信が始まっている。
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