Photo: FromSoftware

2月25日にリリース予定のアクションRPG『エルデン・リング』に登場するワールドマップについて、昨年11月の「ネットワーク・テスト」で公開されたマップの範囲は総面積のうち13%にすぎなかったことが明らかとなっている。

レディットのコミュニティ「r/Eldenring」に投稿された概算データによると、昨年11月12日〜15日に実施された『エルデン・リング』の「ネットワーク・テスト」で公開されたワールドマップの範囲はゲームの開発元であるフロム・ソフトウェアが現在までに公開しているワールドマップの総面積のうち全体のわずか13%だったという。データを投稿した「AdLivTho」はウェブ・アプリ「ピクセル・カラー・カウンター」を使って「ネットワーク・テスト」中に利用できたマップの大まかな面積の割合を算出したと説明している。

Photo: AdLivTho/ Reddit

マップの面積を比較したデータが1月14日に投稿されると、『エルデン・リング』のファンたちは次々に反応を示している。ユーザーの「rafaeldariiel」は「とてつもない規模のゲームになりそうだ、想像もつかない」とコメントしており、別のユーザーである「Haxorz7125」は「(3Dアクション・アドベンチャー・ゲームの)『デス・ドア』をクリアするのにも(プレイ時間の目安が)4時間のところ8時間かかったんだ。『エルデン・リング』は一生クリアできないかも」と述べている。

一方、ユーザー「El_Mangusto」は「自分が計算すると15.3%になるんだけど」とコメントしている。

昨年12月、TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの原作者として知られるアメリカの作家ジョージ・R・R・マーティンは自身のブログで『エルデン・リング』の世界観の構築に携わったきっかけを語っている。

ジョージ・R・R・マーティンは数年前、同タイトルを開発中だったゲームデザイナーの宮崎英高と彼の率いる開発チームからキャラクターの考案や世界観の構築に携わって欲しいと依頼を受けたという。

過去にストラテジーゲームをプレイしたことがある程度で、ゲームそのものにはさほど関心がなかったというジョージ・R・R・マーティンは「それでも(宮崎英高とチームからの)オファーには心惹かれるものがあり、承諾しました」と当時を振り返っている。「私にが求められていたのは、『エルデン・リング』の奥深くダークな雰囲気が広がる世界観を築き上げることでした」

『エルデン・リング』は2022年2月25日にプレイステーション4、プレイステーション5、XboxシリーズX/S、Xbox One、PC向けにリリースが予定されており、1月9日時点でスチームのウィッシュリストへの登録数が発売前タイトルの中で1位となっている。

『エルデン・リング』の関連情報として、アメリカのエンタテインメント・ソフトウェア・レイティング委員会は同タイトルのプレイ対象年齢を「17歳以上」に指定したことが明らかとなっている。『エルデン・リング』には暴力的な言語描写や切断された腕のほか、うろこや傷で覆われた敵などが登場しており、エンタテインメント・ソフトウェア・レイティング委員会は「切断された指や舌といった収集アイテム、自ら腕を切断するボスキャラクター、天井から吊るされた腕などのグロテスクな描写が含まれている」ことをレーティング指定の理由として挙げている。

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