Photo: Square Enix

『ファイナル・ファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹は1月9日にラジオ番組に出演した際にプレイヤーから届く「罵詈雑言」について言及しており、行き過ぎた批判に対して配慮を求めている。

1月9日に放送された「神木隆之介のラジオモグステーション」の特別生配信番組『暁月の記憶』の中で、吉田直樹はプレイヤーたちからの批判の中には「罵詈雑言」や「人格否定」のような内容もあると語っている。『ファイナル・ファンタジーXIV』は爆発的な人気に伴ってプレイヤー数が急増し、最新拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」がリリースされるとサーバーが大混雑しており、ゲームのログイン時に長い待ち時間が発生していた。

吉田直樹は開発チームに対してフィードバックを送るプレイヤーに向けて次のように述べている。「プレイヤーの皆さんが『ここがウィークじゃないか』などと言ってくださるのはすごくありがたいのですが、罵詈雑言だけは……(やめてほしいです)。僕は日本の中でも相当メンタルは上位の方だと思うけど、みんながそうじゃないから……」

さらに、彼は次のように続けている。「ここまで11年間プレイヤーの皆さんと一緒にやってきた中で、ちょっと言葉が強すぎるかなと思うところがあるんで。僕はいいのですが、スタッフがへこんでしまって、みんなのためにゲームを作るんだってならなくなってしまう……僕から1個お願いがあるとしたらそれだけです」

「リターン、エンターをする前に、その先にいる名も知らぬ開発者の顔をなんとなく想像してもらえると僕は嬉しいかな」と彼は続けている。「ほめろとは言いませんが。ミスもあるから……」

『ファイナル・ファンタジーXIV』の関連情報として、2月下旬頃までに次回拡張パッケージ(別称「パッチ7.0」)の情報が公開される見通しとなっている。

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