Photo: The Pokemon Company

ポケットモンスター ブリリアント・ダイヤモンド』と『ポケットモンスター シャイニング・パール』では1月12日、両作品のディレクターを務める増田順一の誕生日を祝う演出がゲーム内で実施されていたことが明らかとなっている。

両作品の舞台の1つ「キッサキシティ」では1月12日限定で「ダイヤモンド・ダスト」が見られる演出が行われていた。なお、オリジナル版の『ポケットモンスター・ダイヤモンド』と『ポケットモンスター・パール』でも増田順一の誕生日にあたる1月10日に同様の演出が行われている。

増田順一は1989年のゲーム・フリーク社の創立当初から勤務しており、同社がこれまでにリリースした多くのタイトルに携わってきた。彼は『ポケットモンスター』シリーズの1作目となる『ポケットモンスター 赤・緑』から作曲家およびプログラマーとして開発に携わっており、その後のシリーズタイトルではディレクターを務めている。

『ポケットモンスター・ダイヤモンド』と『ポケットモンスター・パール』では「キッサキシティ」で年に数回「ダイヤモンド・ダスト」が見られるようになっており、『ポケットモンスター 赤・緑』の発売記念日の2月27日や、うるう年の2月29日、『ポケモンGO』で「ミュウ」が登場した記念日の3月31日などにも同様の演出が確認されている。また、2006年より同シリーズの主人公「サトシ」の英語版の吹き替えを担当している声優のサラ・ナトチェニーの誕生日(9月20日)も「ダイヤモンド・ダスト」で祝福されている。

これまでに『ポケットモンスター ブリリアント・ダイヤモンド』と『ポケットモンスター シャイニング・パール』では「ダイヤモンド・ダスト」以外にも様々な隠し要素が明らかとなっている。

両作品はオリジナル版『ポケットモンスター・ダイヤモンド』と『ポケットモンスター・パール』を忠実にリメイクしたタイトルとなっているが、ゲーム内に登場する「ミオとしょかん(ミオ図書館)」の2階にはオリジナル版にはなかった蔵書が保管されている。その1つとして、「最近発見されたばかり」の文献である『うみのでんせつ(海の伝説)』が存在する。この文献には、これまで『ポケットモンスター』シリーズの作品であまり脚光を浴びることのなかった幻のポケモン「マナフィ」が「海の王子」として登場している。

また、同作の早期アクセス版の配信期間中、プレイヤーたちは「ミオとしょかん」に収蔵された本の内容について語ることを禁止されていたという。これは文献の内容が1月28日に全世界でリリース予定のNintendo Switch向けソフト『ポケモン・レジェンズ アルセウス』に関連していたことが理由と見られている。

『ポケモン・レジェンズ アルセウス』の関連ニュースとしては1月11日に任天堂が英語版の最新トレイラー動画を公開している。60秒間の予告編では様々なポケモンが大地を自由に歩きまわる姿が紹介されているほか、主人公が野生のポケモンに遭遇してバトルしたり、材料を集めて「モンスターボール」等のアイテムを作成する「クラフト」の様子が確認できる。

『ポケモン・レジェンズ アルセウス』の開発元である株式会社ポケモンは昨年10月に、同作が地域ごとに別々のオープンエリアに分けられた「一部オープンワールド型」のゲームとなることを明らかにしていた。

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