Photo: Sony

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントがカー・コンバット・ゲーム『ツイステッド・メタル』リブート版の開発計画を変更し、ルシッド・ゲームズから自社の開発スタジオであるファイヤースプライトに開発元を変更したのではないかと報じられている。ファイヤースプライトは2021年9月にソニー・インタラクティブ・エンタテインメントに買収されている。

昨年、バトル・レース・ゲーム『デストラクション・オールスターズ』を手がけたルシッド・ゲームズが10年ぶりに発売される『ツイステッド・メタル』シリーズのリブート版の開発を手がけることが報じられていた。『VGC』の報道によると『ツイステッド・メタル』シリーズの最新作は基本プレイ無料タイトルとして「プレイステーション・プラス」で配信されると見られている。『デストラクション・オールスターズ』もリリースを目前にして有料版から「フリー・トゥ・プレイ」に変更されている。

さらに『VGC』は、『ツイステッド・メタル』の開発がファイアースプライトに変更されたと報じている。

『VGC』の記事では次のように述べられている。「ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントに買収されたイギリスのファイアースプライトが『ツイステッド・メタル』の開発を引き継ぐようです」

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは本件について、現時点ではコメントしていない。2023年には『ツイステッド・メタル』のテレビドラマ化が予定されていることから、同社が『ツイステッド・メタル』シリーズのリブートに注力しているものと見られている。『デッドライン』によると、マーベル・シリーズの『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で主役を務めたアンソニー・マッキーが『ツイステッド・メタル:ブラック』および『ツイステッド・メタル:ロスト』に登場する「ジョン・ドゥ」役を演じると報じられている。

『VGC』の記事では、『ツイステッド・メタル』の開発元が変更されたのは『デストラクション・オールスターズ』の評判があまりよくなかったことが原因ではないかと推測されている。同作は元々プレイステーション5向けに有料版としてリリースされる予定であったが、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは発売日を遅らせて「プレイステーション・プラス」で2ヶ月の間無料で配信した後に2,189円で販売している。

ソニー関連のニュースとして、定額制のストリーミングサービス「プレイステーション・ナウ」のプリペイドカードがイギリスのゲーム小売業者「ゲーム」などから撤去されていることが同社の社内メールによって明らかになっている。『ゲームズビート』によると、「ゲーム」の幹部が1月21日をもって「プレイステーション・ナウ」のプリペイドカードの販売を停止することをストアチームに報告したという。

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