Photo: Riot Games

ライアットゲームズは『リーグ・オブ・レジェンド』で最新アップデート「パッチ12.1」をリリースして、パッチノートを公開している。今回のアップデートではゲーム・バランスを調整するためにチャンピオンやアイテムの強化や弱体化が行われている。

『リーグ・オブ・レジェンド』のレディット公式ページでもアップデートの詳細が公開されているが、ライアットゲームズの開発者で、ランク戦モード「サモナーズ・リフト」のマップデザインを担当しているという「Phlox」も自身のツイッター・アカウントで「パッチ12.1」の内容を公開している。「Phlox」は「今回のパッチはホリデー前に準備していたため、普段とは少し違うものになっています。数値が適正じゃなかったチャンピオンたちにいくつか変更を加えています」と述べている。

強化のバランス調整が加えられたのはチャンピオンの「ダイアナ」と「ガングプランク」で、「ダイアナ」は固有スキルの魔力反映率が40パーセントから50パーセントに、モンスターへのダメージ割合が250パーセントから300パーセントに上昇している。「ガングプランク」はスキル「偽りの発砲」のクールダウンが5秒から4.5秒に短縮されているほか、スキルの発動に必要な「マナコスト」が減少している。

また、アイテム「自然の力」もスタックの持時間が5秒から7秒に延長されて、最大スタック時の魔法ダメージが20パーセントから25パーセントに上昇している。

一方、チャンピオンの「ソナ」と「レク=サイ」、アイテムの「赤月の刃」、「イモータル シールドボウ」、「ウィッツ エンド」はバランス調整により弱体化されている。「赤月の刃」はクールダウンが6秒から8秒に増加、「イモータル シールドボウ」の攻撃力が55から50に減少しているほか、チャンピオンレベルに応じてシールド強度が300~800から275~650の間で変化するように変更されている。また、「ウィッツ エンド」の魔法防御が50から40に減少している。

サモナースペルの「テレポート」にもいくつか変更が加えられている。詳細は次の通り。

・味方のタワーのみを対象とできる
・チャンピオンレベルに応じて設定されていたクールダウンが420~210秒から、全レベルで360秒に変更
・「テレポート」後の速度増加を削除
・試合時間14分でタワープレートが消滅すると「テレポート」が「真テレポート」に変化する
・「真テレポート」の対象は現在の「テレポート」と同じ
・「真テレポート」の移動速度は現在の「テレポート」と同じ
・「真テレポート」のクールダウンは240秒

また、「Phlox」はパッチ12.1で調整された強化および弱体化の簡略図を自身のツイッター・アカウントで公開している。

その他のニュースとして、ライアットゲームズが手がける『ヴァロラント』のゲームディレクターであるジョー・ジェグラーが同タイトルの開発チームを離れることを発表している。ジョー・ジェグラーは開発チームを離れるものの、社内で新たなプロジェクトに携わる予定だという。

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