CDプロジェクト・レッドが『サイバーパンク2077』で噂されている「パッチ1.5」と追加ダウンロード・コンテンツに関するリーク情報を正式に否定したことが明らかとなっている。
アメリカの経済誌『フォーブス』は海外の電子掲示板サイト『4チャン』に『サイバーパンク2077』のリーク情報が投稿されていたと報じているが、現在そのページは削除されている。投稿されていた内容によると、『サイバーパンク2077:サムライ・エディション』と題された追加ダウンロード・コンテンツが試験的に公開されるソフトローンチの段階にあり、新たなコンテンツも大幅に追加された形で今年の2月頃にリリースされるという。
CDプロジェクト・レッドのグローバルPRディレクターであるラデック・グラボフスキは、ツイッターで公開された『フォーブス』の記事にリプライを寄せる形で「この件は、どうも腑に落ちないですね」と述べている。また、リーク情報では「パッチ1.5」や追加ダウンロード・コンテンツに関して事細かに説明されていたものの、開発元のCDプロジェクト・レッドはこれらの噂を明確に否定している。
一方、『フォーブス』誌は今回のリーク情報がデータマイニングされたファイルが情報源となっているものもあることから、情報の信憑性は高いと判断している。リーク情報によると、「パッチ1.5」では理髪店、ガレージ、AIの向上、戦利品システムの改良、新たなユーザー・インターフェース(UI)やトランスモグ・システムといった新機能が追加されると見られており、無料の追加ダウンロード・コンテンツには4つの武器パック、ニューゲーム・プラス、アパートのカスタマイズ、新たなミッション(ギグ)が収録されるという。
また、追加コンテンツに関する詳細や画像も公開されており、「コンバット・ゾーン」と呼ばれる新エリアが登場するほか、『ウィッチャー3 ワイルドハント』のデジタル・カード・ゲーム『グウェント:ウィッチャーカードゲーム』のようなミニゲームも追加されるという。「コンバット・ゾーン」ではFPS『ストーカー(S.T.A.L.K.E.R.)』の舞台に似た雰囲気のエリアでギャング組織が抗争を繰り広げることになるという。
CDプロジェクト・レッドはこれらの情報を否定しているものの、真偽の程は定かではない。
その他のニュースとして、『ヘイロー・インフィニット』でリード・ライターを務めたアーロン・リンデが343インダストリーズを離れてライアットゲームズへ移籍することを発表している。アーロン・リンデは『ヘイロー・インフィニット』を「私のキャリアにおいて、生涯にわたって誇れる功績となるでしょう」と述べている。
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