任天堂は今週末のクリスマスはサーバーへのアクセス集中が予想され、ニンテンドーアカウントの新規作成ができないなどの影響が予想されると発表している。クリスマスのプレゼントにNintendo Switchを贈られた子供たちが一斉にアカウントを作成すると、サーバーにアクセスが集中する可能性が高くなる。
任天堂サポートは公式ツイッター・アカウントで「今週末はニンテンドーアカウントのサーバーにアクセスが集中する」可能性があると注意喚起している。サーバーの混雑により「ニンテンドーアカウントがすぐに作成できないなどの影響が予想される」ため、子どもアカウントを含む「Nintendo Switchファミリー」を初めて利用する場合は、事前にアカウントを作成しておくことを推奨している。
今週末は #ニンテンドーアカウント のサーバーにアクセスが集中し、ニンテンドーアカウントがすぐに作成できないなどの影響が予想されます。
はじめてNintendo Switchファミリーを利用される予定の方は、事前に作成しておくことをおすすめします。
— 任天堂サポート (@nintendo_cs) December 20, 2021
任天堂がサーバーの混雑を予想していることから、クリスマスを機にNintendo Switchの新規ユーザーの急増が見込まれる。今月中旬に任天堂はヨーロッパでのNintendo Switch本体の販売台数について、売上が過去最高を記録した週があることを明らかにしていたこともあり、クリスマスを機にさらに新規ユーザーが増加するとしても不思議ではない。ヨーロッパでの記録的な売上にはNintendo Switch本体に加えて大人気タイトル『マリオカート8 デラックス』のパッケージ版とサブスクリプション・サービス「Nintendo Switch Online」3ヶ月分がセットになったハードウェア・バンドルの販売が少なからず貢献したと見られている。このバンドル版はイギリスで259.99ポンド(約3万9000円)で販売されており、各製品を単体で購入するよりもかなりお得になっていた。
また、任天堂は先週「Nintendo Switch Online + 追加パック」の加入者向けサービスとなっている「セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online」で新たに5タイトルの配信を開始したことを発表している。この新タイトルの追加はファンからの不満の声を受けてのものと見られる。12月10日に「Nintendo Switch Online + 追加パック」でNINTENDO 64向けソフト『マリオストーリー』が追加されたものの、ファンからはゲームを「小出しにしている」といった批判が寄せられていた。
任天堂に関する情報として、2022年に発売予定の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編に関係すると見られる特許が申請されていることが明らかとなっている。この特許の内容によると、続編では主人公「リンク」がオブジェクトをすり抜ける、時間を巻き戻してオブジェクトの位置を戻す、空中でアクションを起こせるといった動作を行えるようになると見られている。
その他のニュースとして、FPSゲーム『エスケープ・フロム・タルコフ』では先日アップデート「パッチ12.12」をリリースした際にフリーマーケットで売買できるアイテムの一部が規制されることになったが、開発元のバトルステイト・ゲームズはさらに多くのアイテムが売買禁止となったことを発表している。今回の変更により、プレイヤーは「スカヴ」のリーダー用装備などのセットを購入できなくなる。
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