Photo: EA Dice

プレシーズンが開幕中のファーストパーソン・シューティング・ゲーム『バトルフィールド 2042』について、シーズン1の開幕時期が2022年3月になる可能性が高いことがデータマイニングによって指摘されている。

『VGC』によると、『バトルフィールド』シリーズのデータ・マイナーとして知られる「Temporyal」が同作品のシーズン1に関する新たな情報を共有しているという。「Temporyal」は12月19日、「#Battlefield2042のクライアント(ここではゲーム本編のこと)にはプレシーズンのウィークリー・ミッションが12週間分含まれています」とツイートしており、『バトルフィールド 2042』では11月19日のリリースと同時にプレシーズンが開幕したことから、シーズン1の開幕が(リリースから12週間後の)2022年3月になるという見通しを立てている。

また、シーズン1で追加される新マップの名称は当初「リッジ」になると噂されていたが、「Temporyal」はデータ・マイニングの結果から新マップの名称は「エクスポージャー」になったと述べている。

さらに、シーズン1では「アメリカ軍」または「ロシア軍」に所属するプレイヤーたちがそれぞれ「地滑り」の影響を受けた新マップでプレイすることになると紹介している。

プレイヤーが「アメリカ軍」でプレイする場合には次のような説明文が表示されるという。「ブリティッシュ・コロンビア州の地震活動でカナダとアメリカの共同研究施設が被害を受けている。地滑りで施設の内部が破壊され、周辺地域にも被害が出ている」

一方、「ロシア軍」でプレイする場合には次のような説明文が表示されるという。「カナダのロッキー山脈で発生した地滑りにより、『ブラック・リッジ』の施設内があらわになった。我々はそこで、直接的な脅威をもたらす兵器の存在を目の当たりにする。兵器の稼働を、阻止せねばならない」

『バトルフィールド 2042』の関連ニュースとして、ゲーム業界のリーク情報提供者として知られるトム・ヘンダーソンは12月20日、同作にはかつて「地震、炎の竜巻、津波、火山の噴火」などの天候にちなんだ要素が導入される計画があったとツイートしている。彼によれば、開発元のデジタル・イリュージョンズ・クリエイティヴ・エンタテインメントは開発に費やせる時間的な制約から竜巻以外の天候の要素を完成版のゲームに導入できなかったという。

『バトルフィールド 2042』はPC、プレイステーション 5、プレイステーション 4、Xbox One X、Xbox One S、XboxシリーズX/Sで11月19日にリリースされている。『NME』は『バトルフィールド2042』に5つ星中3つ星をつけて、次のように評価している。「プレイヤーを強化させることに特化する余り、それ以外の機能がおろそかになっていることが最大の問題点です。全てのプレイヤーが強くなってしまえば、結果的に平凡に見えてしまうものです。グラフィックは美しく、過去のシリーズ作品の要素も上手く取り入れたタイトルですが、『バトルフィールド 2042』は期待外れと言わざるを得ないでしょう」

その他のニュースとして、コナミデジタルエンタテインメントは今冬にリリースされるデジタル・カード・ゲーム『遊戯王 マスターデュエル』にクロスプレイ機能とクロスセーヴ機能が搭載されることを明らかにしている。

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