北米版『ソニックカラーズ:アルティメット』について、現地時間12月21日に配信される「パッチ3.0」の内容がツイッターで公開されている。日本版の『ソニックカラーズ アルティメット』についても「近日中にアップデートパッチ1.09が配信される」という。
「パッチ3.0」については『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の公式ツイッター・アカウントで12月16日に詳細が投稿されているほか、同じ日にセガ・ヨーロッパのYouTube公式チャンネルで同作のアコレード・トレイラー(作品を紹介するコメントをまとめた動画)が公開されている。
現地時間12月21日に配信される「パッチ3.0」の内容は以下の通り。
【セレブレーション・パック(の配布)】
・ソニック用の無料カスタマイズ・コンテンツを追加
・「バースト・シューズ」
・「バースト・グローヴ」
・「ファイヤーワークス・ブースト」
・「ファイヤーワークス・オーラ」
【臨場感の向上】
・アルティメット・ミックス/オリジナル・サウンドトラックの切り替え機能を追加
・フルスクリーンでのプレイ時に、(ソニックが)ブーストしたときに画面がぼやける効果をオン/オフにする機能を追加
・「テイルス」のナビゲーションのオン/オフの切り替え機能を追加
・「オプション・サテライト」画面でムービーをフルスクリーンで再生できる機能を追加
・「シアンウィスプ」の(能力を発動したときの)移動ルートが見やすくなるように修正
【ゲーム全般】
・すべてのプラットフォームで安定性が向上
・一部の敵の攻撃速度を調整
・「グリーンウィスプ」の(能力を発動したときの)ダッシュを修正
・「ビッグチェイサー」の攻撃時のヴィジュアル・エフェクトを改善(Nintendo Switch版のみ)
・ゲーム内のさまざまな不具合を修正
『ソニックカラーズ:アルティメット』は今年9月に国内版と北米版がそれぞれリリースされているが、各プラットフォームでの不具合の報告が相次いでおり、Nintendo Switch版ではとりわけ多く報告されていた。こうした状況を受けて、『ソニック ザ・ヘッジホッグ』シリーズのソーシャル・メディア戦略部門のマネージャーであるケイティ・シュルザノスキーは自身のツイッター・アカウントで「開発チームは皆さんからのご報告を受け止め、修正パッチの配信に向けて準備中です」と説明していた。前回配信された北米版向けの「パッチ2.6」はその修正パッチの1つとして配信されていた。
同タイトルはリリース後に英語版『NME』のレヴューで「3/5」の評価を受けており、総評コメントでは「このタイトルは『ソニック』シリーズの醍醐味を感じられる所は満足できるが、その他の場合はやや遅く無理矢理だと感じる流れもある。アイデアを詰め込みすぎた結果、それらを生かしきれていないといった感じでしょうか」と述べられている。
『ソニックカラーズ アルティメット』はプレイステーション 4、Nintendo Switch、PC(エピック・ゲームズ経由)、Xbox One(海外のみ)向けにリリースされている。
セガは12月10日に開催された「ゲーム・アウォーズ2021」で『ソニック』シリーズの完全新作『ソニックフロンティア』を発表しているほか、2022年3月31日より全世界で公開予定のハリウッド映画作品『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』の最新映像も公開している。
その他のニュースとして、『ライフ・イズ・ストレンジ』の開発元として知られるドントノード・エンタテインメントは2022年に新作ゲーム『ゲルダ:フレイム・イン・ウィンター』をリリースすることを発表している。
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