2022年に発売予定の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編に関係すると見られる3つの特許が申請されていることが明らかとなっている。
海外メディア『ゲームリアクター』によれば、任天堂は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編で採用されるゲーム・システムに関係があると思われる3つの特許を世界知的所有権機関(WIPO)に申請している。
3つの特許のうち、1つ目はプレイヤーが操作するキャラクターの上にオブジェクトがあるときに、キャラクターがそのオブジェクトをすり抜けて移動する動作に関する特許となっている。6月16日に公開されたE3向けのトレイラー動画では「リンク」がこの動作を再現していた。
また、このトレイラー動画では2つ目の特許「時間を巻き戻してオブジェクトの位置を戻す」という動作についても確認することができる。動画には「リンク」が自分に向かって転がってくるトゲの付いた巨大な鉄球を跳ね返して、敵を攻撃するシーンが映っている。なお、前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』にもこれと似た動作が採用されていた。
3つ目の特許は「空中のアクション」に関する内容になっている。トレイラー動画には「リンク」が上空から降りてくるシーンが映っているが、世界知的所有権機関の公式サイトで公開されている3つ目の特許の解説文を踏まえると、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編に登場する「リンク」はより複雑な動きができる可能性が高い。この解説文にはキャラクターが後ろ向きに倒れながら弓を放ったり、頭から突っ込みながら弓を放つ動きについても言及されている。
特許の内容が必ずしも実際のゲームに反映されるわけではなく、また、特許の資料に添付されている画像の通りのヴィジュアルがゲームで再現されるとは限らないものの、今回のニュースは任天堂のアイデアの一部を垣間見ることができるものとなっている。
関連ニュースとして、任天堂はインディ・ゲームの紹介映像「インディ・ワールド2021.12.16」を12月16日10時頃にYouTubeで公開している。
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