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俳優のキアヌ・リーヴスは『サイバーパンク2077』を一度もプレイしたことがないと語っている。昨年、開発元のCDプロジェクト・レッドがキアヌ・リーヴスは同タイトルをプレイして「かなり気に入っている」と述べていたことから、両者の発言に食い違いが生じている。

キアヌ・リーヴスはキャリー=アン・モスと共に『ザ・ヴァージ』のビデオ・インタヴューに出演して、映画『マトリックス』の世界を舞台にしたゲーム『マトリックス・アウェイクンズ:アンリアルエンジン5・エクスペリエンス』に関する話題の中で、『サイバーパンク2077』をプレイしていないと発言している。ゲームをプレイするかという質問に対して、彼は「いいえ」とだけ答え、さらに自身が「ジョニー・シルバーハンズ」を演じた『サイバーパンク2077』はプレイしたことがあるかという質問に対しても「デモ動画は見たけれど、プレイしたことはない」と述べている。

一方、『ザ・ゲーマー』によると、CDプロジェクト・レッドの最高経営責任者であるアダム・キチンスキは昨年の決算報告会で「キアヌ・リーヴスは『サイバーパンク2077』をプレイしていて、大変気に入っています」と語っていたという。

昨年12月に投資家たちはCDプロジェクト・レッドが『サイバーパンク2077』のリリースに関して誤解を招くような宣伝を行ったとして同社を提訴していたが、現在CDプロジェクト・レッドは和解に向けて動いていることが報じられている。

『サイバーパンク2077』のリリースをめぐる訴訟の中には「膨大な数の不具合により、Xboxプレイステーションの現行機では事実上プレイすることができない」ことを取り上げたものもあるが、訴状に記された「事業、運営、今後の見通しに関する被告側の声明は、関連するすべての時期において著しい虚偽の内容となっており、また誤解を招くだけでなく合理的な根拠も欠いている場合がある」という主張が、今回のキアヌ・リーヴスの発言によって重要になってくると見られている。今後、CDプロジェクト・レッドの投資家たちは今回のキアヌ・リーヴスの発言に一層注目することになると考えられる。

現時点では、最高経営責任者のアダム・キチンスキの発言に関する真相が明らかになっていないだけでなく、キアヌ・リーヴスの「『サイバーパンク2077』をプレイしたことがない」という発言も、プレリリース版はプレイしたものの、製品版をプレイしていないという意味かもしれない。いずれにしてもCDプロジェクト・レッドの印象に悪影響を与える可能性がある。

その他のニュースとして、オーストラリアのゲーム開発会社であるブラック・マターは来年の計画として、マルチプレイヤーのタクティカル・シューティング・ゲーム『ヘル・レット・ルーズ』で「コモンウェルス・スタイル・エクスパンション」のリリースを検討していることを明らかにしている。

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