『マイクロソフト・フライト・シミュレータ』は現地時間2月16日に大型アップデートが配信され、多数のイギリスの都市や空港がゲームに追加されることが明らかとなっている。
今回新たにブリストル、ロンドン、オックスフォード、ケンブリッジ、バーミンガムの5つの都市で詳細な地図データに基づく飛行プレイが楽しめるようになる。フランスの開発元であるアソボ・スタジオによると、アップデートには70以上の新しいランドマークが含まれており、またゲームに登場する80以上の空港が改善されているという。
また開発元は今回のアップデートで着地する際の問題点を修正しており、イギリス全土のより正確な標高データを取り入れている。PCゲーム・サイト『ロック、ペーパー、ショットガン』によると、以前は地図を利用してデータを集めてもうまくいかなかったため、今回のアップデートは必要だったと報じている。
その他にアップデートで修正された点として、以前は「オフィス街」のように見えたバッキンガム宮殿も修正されているという。以前のアップデートではイギリスの2つの都市でのみ詳細な地図データに基づく飛行プレイが可能となっていた。
アソボ・スタジオはアップデートが現地時間2月16日のリリースを「目標」としているとツイートしている。
World Update 3 is in its final polish phase and is now locked in for release on Tuesday, February 16th. The team is putting the finishing touches on all aspects of this massive update, and we appreciate your continued patience.
— MSFS Support (@MSFS_Support) February 11, 2021
今回のアップデートの発表がアップデート配信日の前日であった為、一部のファンは違和感をあらわにしている。あるユーザーは「もし先週、あるいは昨日でもいい、(事前にアップデートの配信が)遅れると伝えてくれていたのなら、大半の人はそれで良しとしていただろう」とツイートしている。
This is the point. It is all about communication.
If we had been told last week, or even yesterday that there would be a delay, most people would have been fine with that.
But it has been left to very moment the download was due, to tell us it wasn't happening.
— Welsh_Socialist (@socialist_welsh) February 11, 2021
しかし、なかには理解を示すファンもおり、あるユーザーは開発チームを次のように激励している。「必要なだけ時間をかけておくれ!」開発者に対してはこう続けてツイートしている。「『マイクロソフト・フライト・シミュレータ』というゲームは奇跡に他ならないし、君たちはみんな神だ。君たちの悪口を言う人たちが乗った飛行機は、みな雷に打たれますように」
Take as much time as you need! The anticipation is almost as much fun as flying. MSFS is nothing less than a miracle and you're all gods. May anyone bad mouthing you have their aircraft struck by lightning.
— Jason Wallace (@jasonwallace314) February 11, 2021
アソボ・スタジオは毎週ツイッターで開発の最新情報を公開している。
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