Photo: Techland

マイクロソフトが『ダイイングライト』シリーズの開発元であるポーランドのテックランド社を買収するという噂が広まっていたが、『ダイイングライト』のコミュティ管理者がツイートしたことで終止符が打たれることになりそうだ。

『ダイイングライト2』の制作に問題があることを受けて、マイクロソフトがテックランド社の買収を検討しているのかもしれないとする噂が2020年から浮上していた。『Wccfテック』によれば、テックランド社は「買収の可能性については誰とも話していない」とする声明を出し、噂を否定していた。

それ以降、マイクロソフトはベセスダ・ソフトワークスを買収することになるが、Xboxエラ・ポッドキャストの司会を務めるニック・ベイカーは、テックランド社が買収の対象になっていたことを示唆している。ニック・ベイカーは業界の事情に詳しいジェレミー・ペンター(“ACG”として知られている)が指摘していた噂について調査したと述べ、マイクロソフトが当時もう一つ別の買収を模索していたとし、その買収が「テックランド社と『ダイイングライト2』のことだったと確信している」と述べている。

こうした噂に対応するかのように、テックランド社は「近日中に『ダイイングライト2』についての嬉しいニュースがある」ことを明らかにしている。『ダイイングライト2』の発売日はまだ未定だが、プレイステーション、Xbox、PCでの発売が決定している。

今回、テックランド社に勤務する本シリーズのコミュティ管理者はマイクロソフトによる買収が本当かと訊かれて、次のようにツイートしている。「1年前にも同じ噂がネット上で流れましたが、状況は変わりませんでした。テックランド社は独立したスタジオであり、他のゲーム販売元に買収されていません」

テックランド社は2021年の年始に「新しいテーマのシリーズに取り組む」ことを明らかにしている。

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