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Xbox部門責任者のフィル・スペンサーは「ゲーム機戦争」に対する自身の見解と、この市場争いがゲーム業界の成長を妨げることになると考える理由について語っている。

『VGC』によると、ゲームマガジン『エッジ・マガジン』のインタヴューでフィル・スペンサーは現在もXboxがいわゆる「ゲーム機戦争」の渦中にいるのかという質問に対して次のように答えている。

「私は『どうすればXboxのマーケットシェアを他のプラットフォームよりも大きくできるか』ということを考えるエネルギーは持ち合わせていません。他の誰かのパイを奪うことよりも、パイ自体を大きくすることに注力したいと考えています。ですから、クロスプレイやクロスセーブなどを重視しています」

「例えば私とあなたが異なる家庭用ゲーム機を利用しているからという理由で、一緒にゲームをプレイできないという状況はあってはならないと思っています。こういった企業の都合で生み出された障壁は、ゲーム業界全体の成長を妨げることになるでしょう」

「私たちの取り組みが他社とは違う方向性のものなのかどうかは聞いてみないと分かりません。ですが、私たちにとって他社のマーケットシェアが下がるということは当社のマーケットが拡大することを意味しません」とインタヴューの最後を締めくくっている。

フィル・スペンサーは最近、現在のマイクロソフトであれば『ヘイロー』を手がけたバンジーを傘下に留めておくことができたのではないかと発言したり、過去のゲーム作品を保護して、「合法的なエミュレーション」が可能になるようにゲーム業界全体が関心を持って尽力すべきだと語るなど各所での発言が話題になっている。

また、NFTについても次のように語っている。「今日、NFTに関して様々な思惑が飛び交い実験が行われていますが、私が目にした創作物の中にはエンターテイメントというよりも搾取を目的としているように感じるものもありました」

その他のニュースとして、アドベンチャー・ゲーム『アンチャーテッド レジャーハンター コレクション』がプレイステーション5で2022年1月28日に、PC向けには2022年中にリリース予定であることが発表されている。

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