Photo: Nintendo

Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』と『ポケットモンスター シャイニングパール』についてストーリーの序盤で「全国図鑑」をアンロックしたプレイヤーの存在が話題となっている。

同タイトルにはシンオウ地方限定の「シンオウ図鑑」とゲーム内の全エリアに対応した「全国図鑑」の2種類のポケモン図鑑が収録されており、「全国図鑑」には全493種類のポケモンのデータを登録できる。一部のプレイヤーが行なったデータ解析により、通常はゲーム後半で手に入る「全国図鑑」をストーリーの序盤でもアンロックできるという。

ゲームの情報サイト『ゲーム・ラント』によると、「shibuna_Switch」は自身のツイッターでジムリーダーとの対戦バッジがわずか1個の状態で「全国図鑑」を入手した様子を動画で公開している。「全国図鑑」はより豊富な種類のポケモンを捕まえるための必須アイテムとして、歴代の『ポケットモンスター』シリーズに登場している。本タイトルの場合は「シンオウ図鑑」に150種類のポケモンを登録することが「全国図鑑」のアンロックの条件となっており、通常では遭遇しにくいポケモンもバトルによって図鑑に登録できることから、「四天王」を倒して殿堂入りした後で「全国図鑑」をアンロックするケースが多い。

「shibuna_Switch」は今回、「QStheSLAYER」と「mattyoukhana」から提供された情報を参考にポケモン交換などを駆使して150種類のポケモンを登録した後で、「ジムバッチ1個でも『全国図鑑』をアンロック」を達成している。しかし、これは150種類のポケモンを「シンオウ図鑑」に登録する手助けをしてくれる仲間がいることを前提としている。

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』と『ポケットモンスター シャイニングパール』については12月2日にアップデート「Ver. 1.1.2」が配信されて以降、「色違いポケモン」の獲得やスピードラン完走の難易度が格段に上がっている。スピードランの記録を更新し続けている「ワースター」は、アップデートが配信された日に「17分17秒」の世界記録を樹立していた。この記録の達成に利用されたテクニックの多くはゲームの不具合に依存しており、不具合はいずれもアップデートで修正されている。

中でも「メニュー画面を開いたままにする」というテクニックは同タイトルのスピードランで必須の要素となっており、このテクニックを使ってマップ上を移動することで、プレイヤーは実際のマップ上を探索せずに広範囲を移動することができていた。その上で、好きな位置でレポートを書けばその場所からプレイを再開できるため、ストーリーの大部分をスキップすることが可能となっていた。

また、プレイヤーが陸地で「波乗り」のわざを繰り出す裏技を使うとアンロックされているエリアを横断することができたが、こうした不具合を利用した裏技は、アップデート「Ver. 1.1.2」の配信とともに無効化されている。一方、スピードランのプレイヤーたちは別の方法で競技を継続すべく、新たな突破口を模索している。

その他のニュースとして、アクションRPG『ダークソウル』シリーズのディレクターである宮崎英高は『ファミ通』が公開した「『ICO』20周年記念日公開:ファミ通.com特別コメント」に寄せられたコメントの中で、アクション・アドベンチャー・ゲーム『イコ(ICO)』について「私の人生を変えたゲーム」と述べている。

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