『フォートナイト』の「チャプター3 – シーズン1:フリップ(Flipped)」が本日12月6日から開幕しており、マップの概要や様々な新機能を紹介するトレイラー動画が公開されている。
同タイトルでは12月5日に「チャプター2」のクライマックス・イベント「ジ・エンド」が開催されており、チャプター2の舞台の島が続編のチャプター3の名前にちなんで「ひっくり返る」という結末を迎えていた。このイベント終了後には、続く「チャプター3」のトレイラー動画が公開されており、島の上下が反転したマップの概要のほか、操作(ムーヴメント)の新たなバリエーションや様々な新機能が紹介されている。
動画によると、プレイヤーたちは「スライディング」と「スイング」を駆使して「より素早く動き回り、敵の射撃を回避」できるようになり、斜面をすべり降りながらの射撃も可能となっている。また、アイテム「ウェブシューター(蜘蛛の巣を生成するグローブ)」を着用すれば、どんなコスチュームでも「スパイダーマン」のように建物の間を自由自在に「スイング」して、空中を移動することができる。
「チャプター3 – シーズン1」のバトルパスでは、スパイダーマンを含む新たなキャラクターたちのコスチュームがアンロックの対象となっている。トレイラー動画には通常の赤と紺のボディースーツ以外にも黒・白のボディースーツを着たスパイダーマンたちが登場しており、この2種類のコスチュームも用意されていると見られている。動画ではエピック・ゲームズが開発したサード・パーソン・シューティング・ゲーム『ギアーズ・オブ・ウォー』の登場人物である「マーカス・フェニックス」と「ケイト・ディアス」の姿も確認できることから、これらのスキンもいずれ入手できる可能性が高い。一方、「チャプター2」のクライマックスではキャラクター「ファウンデーション」の正体が「ザ・ロック」こと俳優のドウェイン・ジョンソンだと明かされていた。同キャラクターのスキンは今後シーズンが進むとアンロックできることが『フォートナイト』の公式サイトで発表されている
「チャプター3 – シーズン1」では戦闘に関わる新要素も追加されている。プレイヤーたちは「キャンプ」の新機能で体力を回復したり、アイテムをテントに保管して次回以降のマッチ(戦闘)への持ち越しが可能となる。テントに保管されているアイテムは試合中に転送できるため、プレイヤーたちは同機能を特殊武器を温存する手段として活用することもできる。計画的にアイテムの保管ができるようになったことで、「運任せ」の要素が強かったバトルロイヤルでプレイヤーたちがより戦略的に挑めるようになっている。
「チャプター3」は新たなアイテムや武器も充実しており、トレイラー動画では新アイテム「医療ミスト」を放射するプレイヤーの様子が映し出されている。このアイテムを使うと、スプレーが放射されている間はプレイヤー自身だけでなくチームメイトを回復させることもできるという。また、移動しながらのアイテム使用も可能となっている。
なお、公式サイトでは新登場の武器として7種類の銃器がリストアップされており、中距離向け銃「レンジャーアサルト・ライフル」やオートマチック銃「オート・ショットガン」などが紹介されている。
その他のニュースとして、ゲーム配信サイト「イッチ・ドット・アイオー(itch.io)」で66本のゲームが収録された『ワールド・ランド・トラスト・バンドル』が4.99ドル(約570円)で販売されており、現時点で33,607ドル(約384万円)の寄付金が集められている。寄付金は、野生動物の生息地を保護・回復する活動や気候変動に対処する取り組みを行う自然保護団体「ワールド・ランド・トラスト」に寄付される。
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