『ファイナル・ファンタジーXIV』では12月3日にリリースされた最新拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」アーリーアクセス版の開始に伴いサーバーが混雑しており、プロデューサー兼ディレクターである吉田直樹は公式サイトでお詫びをするとともに、混雑によるプレイ権利の補填としてプレイヤーに7日間の「無料プレイ権」を付与することを発表している。
吉田直樹はゲームへのログインまでの待機時間が長くなっていることを受けて12月5日に公式サイトにブログ記事を投稿してお詫びするとともに、「製品版アカウントをお持ちで、サービス利用料金をお支払いいただいている全プレイヤー」を対象に7日間の「無料プレイ権」を配布することを発表している。
この「無料プレイ権」は製品版に付属している30日間の無料プレイ期間を利用中のプレイヤーにも配布されるという。また、「無料プレイ権」を使用して同作をプレイできる期間については、今後の混雑状況を受けて延長する可能性もあるとしており、「無料プレイ権」の配布時期を含む詳細については改めて告知するとしている。
ブログ記事ではゲームにログインするときに「2002エラー」などの表示が出る原因についても説明されている。「2002エラー」はパケットロス(データを送受信したときにその一部が消失すること)やプレイヤー側の回線の不調に関するエラーが発生したことを示しており、「4004エラー」や「5003エラー」、「5006エラー」はいずれも待機時間が非常に長くなったときにログインを管理するロビーサーバーとの接続がタイムアウトになったことを示しているという。
吉田直樹はブログ記事を次のように締め括っている。
「この度は、アーリーアクセス開始以降に発生している混雑により、プレイヤーの皆様に多大なる迷惑をおかけしておりますこと、改めてお詫びいたします。誠に申し訳ございません。引き続き、全力で混雑解消やログイン待機列中のエラー解消など、行える対応は最速で継続してまいります」
『ファイナル・ファンタジーXIV』の関連ニュースとして、スチームでは12月4日に同作の同時接続プレイヤー数の最高記録が更新されたことが明らかとなっている。
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