『スーパーマリオ』シリーズのファンが、ファミリーコンピューター向けアクション・ゲーム『スーパーマリオワールド』を記憶を頼りに再現したことが話題になっている。
コミュニティサイト『SMWセントラル』に投稿された作品概要によると、リリース当時の『スーパーマリオワールド』を様々な難易度で再現した改造版『SMWリメイド・フロム・メモリー』を自分たちの記憶だけを頼りに制作したと紹介されている。『SMWセントラル』ではファンたちがゼロからゲームを作り直すことを目指しており、同サイトで「ハック」と呼ばれる改造版を公開している。
「私たちは1994年にリリースされた『スーパーマリオワールド』の全て……レベル、マップ、楽曲を自分たちの記憶だけを頼りに再現することに挑みました。結果、非常に動揺するような仕上がりになっています。人の記憶とは曖昧なものであると証明するこの作品をお楽しみください」
この改造版『SMWリメイド・フロム・メモリー』は『SMWセントラル』のユーザーによって1週間で500本を超えるダウンロード数を記録し、5点満点中4.2点という高評価を獲得しているが、コメント欄を見ると評価は賛否両論に分かれている。
ユーザーの「AndreDK7」は「ちょっと手を加えただけのありきたりなものだ。全然良くないと思う」とコメントしている。
一方、別のユーザー「Alex_X8」はより多くのファンが協力できる体制にしてほしかったと述べているが、制作陣に感謝を述べている。「この種のプロジェクトは開発中に誰でもアイデアを提供できるように公開してほしいと思います。ですが、皆さんは親しい友人同士の大規模なグループであり、皆さんの中で作業が円滑に進み、組織として成り立っていることを理解しています(公開プロジェクトにして組織をまとめることはとてつもなく大変だと思います)。私はこの改造版のあらゆる面に感動しています。今も『11イグジット』以外のステージを周回しています。このハックの実現に貢献してくれた全てのクリエイターに感謝します」
また、ユーザーの「Amethyst」は「このハックは基本的に絵本の『急行「北極号」』に出てくる『不気味の谷の住人』たちみたいな不気味さがあるんだけど、これ『スーパーマリオワールド』なんだよね。ゲームオーバーの時の曲なんで本当に不安な気持ちになる。5点満点」と作品の感想を述べている。
その他のニュースとしてベセスダ・ソフトワークスは2022年11月11日にリリースを予定しているSFオープンワールドRPG『スターフィールド』の開発者ダイアリーを公開している。動画では開発に携わっているトッド・ハワード、マット・カラファノ、アンジェラ・ブロウダーが同タイトルを制作する際に受けた影響やこれからの展望について語っている。
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