Photo: Mother 4

任天堂の人気RPGシリーズ『マザー』について、ファンが非公式に制作した続編『マザー4』のトレイラー動画が公開され話題となっている。

ファンが手掛けた続編は、ヴィジュアル、シナリオ、楽曲、そして戦闘スタイルの品質面でも公式シリーズの雰囲気を非常によく再現しているという。また、「シリーズの大ファン」で結成されたという開発チームはオリジナル作品のコードを一切使用せずに1から作品を作り上げており、11月29日に公開されたばかりのトレイラー動画の冒頭にも次のメッセージが登場する。「『マザー4』はファン制作の作品で、任天堂、ハル研究所、糸井重里氏、そして『マザー』シリーズのその他の制作関係者の皆様とは一切関係ありません」

任天堂はこれまでにファン制作の非公式コンテンツに対して公開中止の措置を取る姿勢を見せてきた。その可能性について『マザー4』の開発チームは「心配していません!」と述べており、「任天堂は基本的に、自社タイトルのリメイク作品や物議を醸すような二次創作の作品を公開中止措置の対象としており、『マザー4』はそれにあたらない」と主張している。

今回、開発チームが非公式の作品に『マザー4』という名称を採用していることからも、権利関係について楽観的にとらえている様子が見て取れる。

『マザー4』は任天堂のオリジナル作品『マザー3』で導入されたサウンド・バトル(楽曲のリズムに合わせた戦闘)や、リズムよく攻撃ボタンを押すことでコンボを繋げられる要素を継承しているものの、戦闘時に流れる楽曲は一新されている。また、『マザー3』では戦闘相手のモンスターを眠らせてサウンド・バトルを優位に進めることもできるが、この要素については『マザー4』に引き継がれている。

さらに、『マザー』シリーズでお馴染みのHP/PPの「ドラムカウンター表示システム」も非公式の続編で復活している。同システムでは数値が「5・4・3・2・1」と徐々に減っていくため、HPを超えるダメージを受けてもカウンターの表示が「0」になる前にHPを回復することができれば戦闘不能を回避できる。『マザー4』の開発チームは戦闘やオーバーワールドに続編オリジナルとなる要素を多数導入することを予定しており、具体的な内容は今後明らかになっていくと見られている。

続編という位置づけでありながら、『マザー4』にはまったく新しいキャラクターたちが登場するとされている。同タイトルでは「アーロン」という金髪の少年が主人公として活躍するという。ファンの手で1から制作された『マザー4』は、コントローラー対応でPC向けのリリースが予定されている。

その他のニュースとして、CDプロジェクト・レッドは『サイバーパンク2077』のプレイステーション5、XboxシリーズX/S向けのリリースを2022年の第1四半期に予定しており、同時期に大規模アップデートを配信すると発表している。

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