Photo: Nintendo

11月19日のリリースから10日が経過した『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』と『ポケットモンスター シャイニングパール』では最速クリア記録が33分台に更新されたことが明らかとなっている。

スピードランを得意とするYouTuber「ワースター」は『ポケットモンスター シャイニングパール』を「33分10秒」でクリアした動画を11月29日に公開している。スピードランのルールでは、ゲームの達成度にかかわらずエンディングが表示されていればゲームをクリアしたとみなされることになっている。

「ワースター」ことマーク・マッケンジーは33分という最速記録を樹立するために、裏技やスピードランのテクニックを駆使してストーリーの必須要素を巧みに回避している。実際に使われた裏技としてトレーナーとのバトルを極力かわすことや「四天王の早期攻略」などがある。マーク・マッケンジーは同タイトルについて「かなりバグが多い」と述べており、スピードランが達成できた理由の1つとして挙げている。

彼が使ったテクニックの一例としては、BGMの音量をゼロにしてレベルアップやバッジ獲得時のジングル(効果音)を省略したり、「メニュー画面を出したまま」にすることでドアや洞窟でワープのアニメーションを無効化する方法や、「陸上で波乗り」するテクニックなどがある。

マーク・マッケンジーは数日前に『ポケットモンスター シャイニングパール』のスピードランで「50分53秒」という記録を達成したばかりとなっており、この記録を達成した時にはストーリーの序盤で必要最低限の入力しかしないなどシンプルなテクニックを駆使していた。また、オプションで「話の速さ」を「速い」に設定したり、戦闘中のアニメーションを「オフ」に切り替えることでエンカウント(ポケモンと遭遇して戦闘すること)にかかる時間を短縮したりしている。

同タイトルに関連するニュースとして、プレイヤーたちが次回作『ポケモン レジェンズ アルセウス』に繋がるとみられる情報を発見している。『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド&シャイニングパール』に登場する「ミオ図書館」には「うみのでんせつ」という新刊が所蔵されており、この本にはこれまでの『ポケットモンスター』シリーズに存在していない新たなエリアの名前が記されているという。このことから、この本には『ポケモン レジェンズ アルセウス』に関連した情報が記載されている可能性が高いと推測されている。

その他のニュースとして、PC向け「Xboxゲーム・パス」に非公開の「EAプレイ」タイトルが20本以上含まれていたことを『PCゲーマー』が報じており、「EAプレイ」のアカウントを取得するかまたは「EAデスクトップ・アプリ」をダウンロードすることでこれらのタイトルがプレイできるようになるという。

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