11月24日に配信された『ストリートファイターV』のデジタル番組の中で、カプコンの開発チームは「次のストリートファイタープロジェクトに進みます」と明言して、「来年には新たな情報をお届けする」と発言していることから、2022年には『ストリートファイターⅥ』の情報が発表されるのではないかと見られている。
『ストリートファイターV チャンピオンエディション』のディレクターである中山貴之とプロデューサーの松本脩平は同タイトルのYouTube公式チャンネルの動画「ストリートファイターV フォールアップデート」の中でシーズン5最後の追加キャラクターとなる「ルーク」を公開しており、今後のシリーズにも登場する可能性を示唆する発言をしている。
番組の中で松本脩平は「『ルーク』は次のストリートファイター・プロジェクトにもフィーチャーされる重要なキャラクターですので、リリースされましたら是非、是非、プレイしてほしいです!」と視聴者に呼びかけている。
「ルーク」は金髪のファイターで、幼少期に起きたある出来事の影響で軍隊に入ることを決意する。開発チームによると、「ルーク」は前方へ移動しながらの攻撃手段が多く相手にプレッシャーを与え続けるバトル・スタイルだという。プレイステーションの公式ブログによれば、「ルーク」の3種類の通常パンチ攻撃はすべて前方への移動を伴っており、対戦相手との距離を縮めるツールとして使用できるようになっている。さらに、必殺技には中~遠距離の射程を持つ飛び道具「サンドブラスト」と対空必殺技の「ライジングアッパー」などがある。
また、「ルーク」のVトリガー(Vゲージが100%の時に発動できる特殊技)発動後には「Vゲージ」が「Vタイマー」に切り替わる初の要素が導入されている。「Vタイマー」は時間の経過とともに回復することができるほか、対戦相手にダメージを与えることでより多くの「Vタイマー」を回復できるようになっている。一方で、プレイヤーがダメージを受けたり「Vトリガー」専用必殺技を使うことで「Vタイマー」が減少する。「ルーク」が「Vトリガー」を発動したら、対戦相手は「Vタイマー」を回復させないように近接攻撃を続けなければならないことになり、これまでのシリーズとは異なる新しいゲーム展開が味わえる。
また、番組の中で中山貴之は次のように述べている。「『ストリートファイターV』は我々にとって山あり谷ありのプロジェクトでしたが、ファンの皆様のおかげで成し遂げることができました。我々開発メンバーはこの経験を糧にして次のプロジェクトへ進んでいきます!」
さらに、松本脩平は「これは『さよなら』ということではなく『また今度』という意味です。来年、皆さんに情報をお届けできることを楽しみにしています!」と続けている。
番組の最後は「ストリートファイターシリーズの今後の展開、ご期待ください!」というメッセージで締めくくられている。
『ストリートファイターV チャンピオンエディション』の最後の追加キャラクター「ルーク」は本日11月29日より配信されている。次回作となる『ストリートファイターⅥ』は2022年に発表される見込みとなっている。
その他のニュースとして、アメリカのゲーム会社であるヨットクラブゲームズはパズルゲーム『ショベルナイト:ポケットダンジョン』が12月13日にプレイステーション4、Nintendo Switch、PC向けにリリースされることを発表している。
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